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- “オータム級は重巡洋艦である。必要な場合護衛艦として支援できる。”
— Halo 4: The Essential Visual Guide
オータム-級重巡洋艦はUNSC海軍の宇宙船の1種類であり、軍艦だ。戦後に設計された。このベースとなった艦艇は、リーチ攻防戦、アルファヘイロー事件で活躍したハルシオン級軽巡洋艦 UNSC ピラー オブ オータムである。この艦は両戦場において他の艦艇の追随を許さない戦闘上の功績を残した。これは主にオータムに施されていた様々な近代化改装がその戦果を上げる要因となったことを海軍は戦後時代に知り、コヴナント戦争終結後の翌年、新基準で開発を行った巡洋艦を採用するに至った。
改良[]
改造
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内容
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船体、装甲のオーバーホール
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船体とデッキの構造はハルシオン級軽巡洋艦の物と何ら変わりは無い。ただ、オータム-級はハルシオン級より300 metres (980 ft)も厚いチタニウム-A3戦闘用装甲で艦を覆っていたのである。[1]
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トリプル核融合炉
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最も古い巡洋艦は出力維持のため二重の核融合炉を搭載していた。オータム級では、より新しくより大きな反応装備を装備している。これによって大幅な出力増加が見込め、300%に達する。
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MACキャノン
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オータム-級巡洋艦にはMark IX 重コイルMACシステムが搭載されている。一次兵器システムが加熱することなく、3発のMACラウンドを連続で射撃できた。
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歴史[]
戦時中、ハルシオン級軽巡洋艦はその船体構造の複雑さ故に建造にコストが掛かりすぎる、UNSC上層部にとって頭を痛めている艦種であった。この艦に対する建造費、資材の量が莫大であり、大量建造には適していないということから、NAVCOMは戦争初期に新しく、より経済的で標準的な巡洋艦の開発、配備を進めた。その結果生まれたのがマラソン級重巡洋艦であった。マラソン級は、ハルシオンと比較して上回る重装甲、重武装を搭載していた。だが、コストを下げるための安価なデッキデザインが災いし、コヴナント艦隊のプラズマ兵器によって容易に破壊されるという脆弱さを戦場で見せる結果となった。その結果がマラソン級の大量損失に繋がり、戦争末期にはごく僅かなマラソン級しか残っていなかった。しかし、ハルシオン級の1隻であったピラー・オブ・オータムは戦時中に多数の改造を施し、レッドフラッグ作戦に備えた近代化改装を行っていた。この改造によって、オータムは他のハルシオン級と区別されるようになり、又リーチ、ヘイローの戦闘でコヴナント軍超巡洋艦相手に勝利を得たのであった。オータムは最終的にヘイローで自爆を余儀なくされたとはいえ、この改造による艦の戦闘力向上に目を付けたNAVCOMはオータム級として新たに設計することに決定した。戦時中には建造は間に合わなかったが、戦後オータム2世を筆頭に多数の艦艇が就役することに繋がった。2558年には10隻以上のオータム級が就役していた。[2] 一方では、8隻以上のマラソン級重巡洋艦が2552年10月に残存していた。
この艦種に属する艦艇[]
情報源[]