- “容易い事ではない。”— ゼル・ヴァダム
ゼル・ヴァダム(Thel 'Vadam) (以前はゼル・ヴァダミー(Thel 'Vadamee)[4], しばしば単にアービターと表現される)は、HALOシリーズの重要な登場人物であり、『Halo 2』と『Halo 3』では主人公として、『Halo 5』では脇役として登場する。そしてエリート族の中では最も目立っている存在である。
経歴[]
若年期[]
ゼルはサンヘリオスのヴァダム州を統治するヴァダム家に生まれる。彼は若き頃よりLak 'Vadameeによってサンヘイリ兵士となるべく訓練が行われた。[5] 彼は自分の名に"-ee"を使用する権利を得、コヴナント軍に入隊する。彼が始めて参加した戦闘は2528年のマドリガル襲撃であった。[6]
まもなく彼はシップマスターに昇進し、カイドンとなる。[7]
彼がシップマスターとなってすぐの頃、ゼルのミスで訓練時に怪我を負う。彼の家族は医師による医療行為を受けた場合による名誉を失うサンヘイリの文化の関係もあり、医師の訪問等はもみ消されてしまう。彼は回復している間、doarmirと呼ばれる毛皮マントを羽織っていた。彼はミスを犯すかの性があることを思い出させるために、常に身に着けるようになる。[8]
カイドンとしての生活[]
- “それは、彼らがそうであるようなことをせずに見て主張する貧しい兵士がやることだろうが、ある日現実は当たり、彼の幻想が失敗し、彼はおろかにも死ぬ。その中でどのような名誉があるというのだ?”— Thel 'Vadamee[9]
彼はヴァダム州の統治を行うカイドンとしての生活もまた軍務の間に行う必要があった。この職務はヴァダム家にとって非常に重要なことである。彼は初期にエネルギーソードを持つ3名のサンヘイリに襲撃される。が、無傷のまま返り討ちにする。そして、この暗殺を仕向けた容疑者としてコイダ・ヴァダムを殺害する。もし放置しておけば再び事件が発生したかもしれないのだ。[10]
ゼルは Charybdis IX の攻撃に参加するために、コヴナント艦Retribution's Thunderに搭乗しCharybdis IX攻防戦を戦った。 この艦には悔恨の預言者が乗り込み、監督を行っていたのである。この戦闘中、UNSC Do You Feel Lucky? を奪取し、艦内のデータベースを確保するよう指令を受けた。Infinite Sacrificeが現れたとき、このUNSC艦が破壊されてしまうのであった。この件はジャッカルが行ったものと見られていたが、彼は23リブラエ星系に送られ、ジャッカル船A Psalm Every Day追跡の任務に就く事となる。[11]
彼は23リブラエ星系に到着した直後にルーブルへ向かい、ジャッカル・ブルートから構成されたA Psalm Every Day'の軍を攻撃し始める。The Retribution's Thunderの攻撃により、艦内のジャッカルは全滅した。ゼルは船の破壊を命じるが、ジャッカル軍によって捕獲されてしまう。最終的に艦橋の他の兵士と共に脱出し、ジャッカルのシャトルを奪い、船を強奪して脱出する。彼らはMetisetteにいたジャッカルのリーダーRethを捕虜とした。[12]
Rethの秘密のグラント軍から逃れた後、彼はRethをジャッカル船に戻した後で尋問する。彼は聞き出した内容・・すなわち、人類との同盟を結んでいたという信じられない事実であった。真実の預言者は人類の故郷を探すために人間を利用しようとしていたのであった。Rethに忠実なグラントの兵士が追ってきたとき、彼はエネルギーバリアを解除して脱出ポッドに乗り込み、脱出する。UNSC 軍 とジャッカル軍による戦闘が、Infinite Spoilsの場所を確保していたため、彼とクルーたちはInfinite Spoilsに移乗する。 ジャイ-006 との戦闘の直前にスパルタンは彼が持つエナジーソードを無力化し、ナイフを使って襲い掛かる。2人の戦士は一瞬顔を見つめた後、どうなったかは判らないが彼を助けに来た海兵隊が到着したとき、ジャイは既に戦死していた。この為他のUNSC軍は船から離脱する。彼らは見たものにショックを覚えInfinite Spoilsに滞在し、これを徴用する。[13]
ゼルはルーブルを破壊するために マスドライバーを使おうとしたがThe Redoubtが破壊され、エクソダス計画 の残りが星系に残された。 預言者達・・・真実の預言者 と 悔恨の預言者の元にZhar(彼の僚友であった)と共に報告に向かう。Zharはこの時報告時に預言者を虐殺しようとしていた。ゼルはこの計画が発動する直前にソードを起動させ、この僚友を殺害する。この事件は彼に新たなるポスト・・・パルティキュラー・ジャスティス艦隊の司令官職に昇進する事につながった。[14][5]
最高司令官としての生活[]
- “まもなく、大いなる旅立ちの時が来る・・・しかし、その時が来ても、異端の罪の重さが足かせとなり・・・そちは置き去りにされるであろう。”— 真実の預言者、高等評議会にて
彼は2535年~2552年の間にその優れたリーダーシップと戦闘術を評価され、パルティキュラー・ジャスティス艦隊の 最高司令官に抜擢される。
彼の最高司令官としての生活が終わりに近づいたとき、 リーチ攻防戦にて艦隊を率い、勝利を収めた。彼は戦闘は終わったとして脱出を図るUNSC Pillar of Autumnを追撃するよう命じる。オータムはアルファヘイローへ向け、ジャンプする。彼はこの時Seeker of Truthにて指令を出していた。ヘイローでフラッドと呼ばれるパラサイトが確認されたとき、ヘイローからの避難を開始するよう命じるが、墜落していたコヴナント艦と病因の大臣がフラッドに感染してしまう。この突然の事態に戦場は混乱し、ヘイローの破壊を阻止することが出来なかった。ヘイローの放棄はマスターチーフを生き延びさせることにつながり、更に運悪く新たにジャンプしてきた旗艦アセンダント・ジャスティスがマスターチーフらUNSCの生存者に占領されてしまったのである。彼はこの失態について報告するためにハイチャリティの高等評議会に出頭する。
彼はフォアランナーの"神聖"な遺産を破壊させた罪として高等評議会は彼の全ての名誉、階級、名前を除去し異端者にすることを決定した。間もなく彼は恥の印を多くのコヴナントが見守る前で押されることとなる。そして、彼は高等評議会によれば"己の腸で吊るし、市中引き回しの刑"に処される事になっていた。だが、預言者 はゼルを霊廟に連れてこさせ、こう告げる。 "そちは異端者ではない"[15]
真実、慈悲の預言者に霊廟へ連れられた後、新たな アービターとなるよう告げられる。彼は間接的な死刑宣告を受けたも同然であったが、己の名誉、継続的な血統のため、この申し出を受け入れる。
ガスマイン[]
- Main Article: Battle of the Gas Mine
- “さあ、アービターにご命令を”— アービターが預言者に対して
ヴァダムのアービターにおける最初の指令は閾値 ガスマインのフォアランナー構造体に駐屯している異端者 を始末することであった。預言者は彼に与えた任務で死亡するだろうと思っていた。彼はアールタス・ヴァダムに率いられた特殊戦エリートと特殊戦グラントの一団と共にガスマインへ向かう。この作戦は施設内にフラッドが居ることもあり、相当な困難が予想された。異端者Sesa 'Refumeeを発見するが、嵐から身を守るシェルターに篭ってしまう。そこで施設を落下させるため、支えていたケーブルを破壊する強引な方法でシェルターから追い出す。異端者はバンシーで逃走を図り、フラッドに占拠された施設を抜けセラフが待つ自身の格納庫へ向かう。最終的に追いついたアービターとの一騎打ちになるが、その直前に彼は神聖なオラクル、モニター 343ギルティスパークの支援を受けていたという事実を知りショックを受ける。
異端者が倒れた後、チーフテン タルタロスがアービターと Fist of Rukt を使用してオラクルを確保する。ファントムに乗せた後、彼らはハイチャリティへ向かう。この時、オラクルの扱いにアービターは怒りをあらわにする。
隔離ゾーンの戦闘[]
- Main Article: Battle of the Quarantine Zone
- “今から中心部に突入し、聖なる鍵を回収する!行く手を阻むフラッドどもは、ことごとく焼き尽くせ!”— アールタス・ヴァダム
ヴァダムがガスマインから無事脱出したという事実に驚愕しながらも、真実の預言者はこの優れた兵士をデルタヘイローの"隔離ゾーン"へ送り、 "聖なる鍵"の確保を指示する。この指令の前に護衛の交代 が起こるのを目撃していた。(エリート栄誉ガード が ブルート栄誉ガードに切り替わっていたのだ)ヴァダムはこの件について真実の預言者らに丁寧に懸念を伝えるが、それ以上のコメントは避けた。彼はセンチネルウォールを突破し(この時数名のグラント、ジャッカルが援護に当たった)、ライブラリーのシールドを破るよう求められた。フラッドやフォアランナー防衛兵器群が行く手で待ち構えるも、アールタス・ヴァダムら特殊作戦部隊に助けられながら前進し、ついにライブラリーへ通じるゴンドラの前に達する。この時、彼はタルタロスのファントムに護衛されながら進んでいたが、生き延びるためにはこの護衛を受け入れるしかなかったのである。
アービターはこの時UNSC海兵隊とセンチネル、フラッドコンバットフォームによる乱戦を目撃していたが、ライブラリーに突入する。彼はミランダ・キース 中佐 と ジョンソン軍曹 がインデックスを確保したのを目撃し、アクティブカモフラージュを使い、ジョンソンとキースに迫り、二人とも気絶させる。インデックスを確保したのと同時にタルタロス率いるブルートの部隊が現れ、ジョンソンとキースをFist of Ruktで引き寄せ、インデックスを奪う。タルタロスがこれは我々の為の鍵だと言い放ち、ゼルがエリートの虐殺について聞くと預言者の指示であるという想像もしなかった言葉を聞きショックを受ける。裏切られたと察したとき、彼は既に手遅れであった。Ruktの衝撃波でライブラリーのシャフトに落下してしまうのであった。
デルタヘイローのコントロールルーム[]
- Main Article: Installation 05
- “これは、生身の肉体と信仰心だが、偽りに惑わされている”— ゼルを評価するグレイヴマインド
シャフトを落下する中、彼は死んだと思われたがその寸前にグレイヴ・マインド・・・フラッドの中央知性体によって捕まえられ、地下深くの隠れ家に連れ込まれる。 ここでアービターは同じく捕まっていたジョン-117と出会い、アービターにヘイローが大量破壊をもたらす最終兵器であることを伝えられる。そして、預言者は大きな間違いを犯していると告げられる。ヴァダムは半信半疑ながらも徐々に信じ始めていた。チーフはヘイローの起動を防ぐためにハイチャリティへ送られ、ヴァダムは真実を知るためにコントロールルームへと飛ばされる。
その場で彼はエリート族がブルートに虐殺された現場を発見する。彼は生き残った階級を問わないエリートや極僅かなグラント達と共闘し、ブルートの野営地を襲撃する。再び彼はアールタス・ヴァダムとスカラベ付近で遭遇し、スカラベの捕獲とその周辺で囚われの身となっていた評議員、海兵隊を発見し彼らと共に戦い、最終的に彼らを守りぬくことが出来た。
ジョンソンとアービターはヘイローを起動させようとしているタルタロスを止めるために非公式な休戦状態に入る。ジョンソンが スカラベを、アービターがバンシーで上空から援護しコントロールルームへ突入することで合意する。彼らは待ち構えるブルート軍の抵抗を排除し、コントロールルームへと達する。
タルタロスとの決戦[]
- “タルタロス、預言者たちは大嘘つきだぞ”— タルタロスを説得するゼルタルタロスはゼルを見て驚愕するが、デルタヘイローを起動しようとする。ゼルがギルティスパークにその場で聞き出したこともまた彼を揺さぶる。ヘイローはフラッドの餌となる知的生命体の一掃が目的である、フォアランナーはヘイロー起動と共に全滅した・・・
この説明は預言者が言っていた大いなる旅立ちが嘘であり、預言者が裏切った以上、人類との同盟が実現する事になった。
ゼルはタルタロスを説得しようと試みるも、エリート族への憎悪、偉大なる旅立ちへの熱狂的信念から、ついに彼は預言者側に立つことを決め、続いてヘイローリングを起動させ、全銀河の知的生命体が滅びさると脅しかけたジョンソン と数名のエリート達の助けを借りてタルタロスに止めを刺し、その隙にキースがヘイローの起動を停止させる。しかし、この緊急シャットダウンはセーフシステムを起動させることにつながり、アークから 全てのヘイローが遠隔操作できるという事実をモニターから告げられる。その後、ヴァダムとエリート部隊、生き残った人間の兵士達はヘイローから脱出する。
地球におけるマスターチーフとの遭遇[]
- “容易い事ではない”— ゼル・ヴァダム
デルタヘイローにおけるタルタロスとの決戦後、Vadameeは正式に姓をヴァダムに変更する。これはコヴナントからの離脱を象徴する行為であった。残りのサンヘイリも彼に続いた。
地球に到着したとき、ジョンソンらの部隊がマスターチーフを発見する。マスターチーフが意識を取り戻したとき、ジョンソンが持っていたM6マグナムでヴァダムを射殺しようとしたが、その寸前でジョンソンが阻止する。彼は人類とエリートが同盟を結んだことを告げた。チーフはヴァダムのことを信用していなかったが、抽出地点であったキリマンジャロ山麓の ダム までチーフを護衛し、 クロウズ・ネスト基地へ向かうが、到着からほぼ時を置かずに基地でもコヴナントの攻撃が始まり、防衛のために戦うこととなる。
ボイの戦い[]
- Main Article: Battle of Voi
- “急げ!シップを探さなくては!”— The Arbiter in Floodgate
マスターチーフがクロウズ・ネストを脱出した後、ゼル(人間にはアービターとしての地位のみ知られていた)は、チーフがヴォイへの道を確保し、フォアランナーのアーティファクトを守るコヴナントを攻撃し始めた直後に、ドックで彼に合流した。アービターは、チーフとUNSC軍が対空砲台を破壊するのを支援し、コヴナントが占拠した倉庫で戦った彼らを支援し、最終的には定住を破壊し、コヴナントの対空防御に穴を開けて、フッド卿がアーティファクトの上にドッキングしていた真実の預言者のフォアランナードレッドノートを攻撃するのを支援した。
ドレッドノートへの攻撃は目に見えて損害を与えられず、活性化されたアーティファクト上に巨大で燃えるような青い球体が引き金となり、真実の預言者とコヴナント艦隊が撤退するポータルを形成した。 ヴァダムは獲物を失ったことに激怒した。 しかし、フッド卿が散らばって混乱した人間の抵抗を強化する前に、ハイチャリティの周りのエリートの検疫艦隊を突破したフラッドに侵された巡洋艦は、近くのスリップスペースから移行し、街に激突し、ヴォイとその周辺の地域に蔓延した。
アービターとチーフは、フラッドの蔓延している地域を焼灼し、蔓延が制御不能になる前に、墜落した船のエンジンを壊滅的にオーバーロードさせることを目的に、クルーザーに向かって戦いを続けた。彼らは、フラッドの被害を受けていない数人の海兵隊員に助けられ、最終的にはサンヘイリ特殊作戦の衝撃部隊にも助けられた。ヴァダムは、特殊作戦部隊を率いて曹長と一緒に戦っていたサンヘイリ少佐からハイ・チャリティの陥落を知った。アービターは曹長を助けて墜落したクルーザーを一掃し、曹長は一人でクルーザーに潜入した。彼はホロプロジェクターを回収したが、その中にはコルタナのメッセージが断片的に入っていた。Rtas 'Vadumの艦隊はアフリカの感染地域を封鎖し、フラッドの蔓延を防いだ。
アークの戦い[]
- Main Article: Battle of Installation 00
- “The Prophet will die by my hands - not theirs!”— The Arbiter, in the level The Covenant
UNSCと分離主義軍が再集結した後、コルタナのメッセージから、フラッドがハイチャリティを掌握し、地球に向かっていることを知る。しかし、コルタナは引き続きグレイブマインドがポータルに気付いていないと言い、残りのヘイローリングを撃たずにフラッドを止めるための解決策があると述べている。チーフはコルタナを信頼していたため、彼と分離主義者たちはポータルを通過するために全軍を捧げ、アークに到着した。アービターはカートグラファーの施設の入り口でマスター・チーフと合流し、建物の中を通ってカートグラファーの端末に向かう道を確保した。そこでは、真実の預言者の危険な場所と、彼が箱舟から作り出した不幸な防御策を知った。カートグラファーを起動した後に一行が攻撃を受けると、アービターは天空の戦いに参加し、343ギルティスパークの後を追って救出のための場所に向かうようチーフに指示した。
コヴェナント・ロイヤリスト艦隊の壊滅に伴い、Rtas 'Vadumの空母は、真実の預言者のが遠隔操作でHaloの起動を計画していたアークスシタデルの近くに位置し、真実の預言者の本拠地に致命的な打撃を与える準備をしていた。キーズ中佐は、アービターと曹長も参加した3つの攻撃を指揮し、タワーの尖塔にあるコンソールからジェネレータを停止させることで、真実の預言者とシタデルの周囲のバリアのシールドジェネレータを攻撃した。ジョンソン軍曹がブルートの抵抗により第三のジェネレータを解除できなかったため、アービターは曹長と共に第三の塔に上陸し、最後のジェネレータを解除してバリアを破壊した。
Rtas 'Vadumが真実の預言者をガラスにするためにシタデルの上を操作している間に、ハイチャリティはスリップスペースから脱出し、アークに衝突した。地表に落下したハイチャリティは、アークにフラッドの種を撒き散らした。アービターは海兵隊と協力してフラッドを一掃するために軍を率いた。安全対策として、アービターは343ギルティスパークを護衛し、フラッドによってアークに与えられた損害を偵察した。
真実の預言者の死=[]
- “私は真実の預言者!コヴナントを率いる声だ!”— the Prophet of Truth
- “だからこそ、黙るがいい”— 'Vadam
シタデルに入ったゼルは343ギルティスパーク、チーフと合流した後、フラッドは彼らと一時的な同盟を結び、真実の預言者のもとへたどり着いた。アービターとマスターチーフは、真実の預言者と自分たちの間に立ちはだかるコヴナント軍と戦い、真実の預言者と同じプラットフォームにたどり着くことに成功した。真実の預言者はこの時点で既にフラッドに感染していた。グレイヴマインドは真理を介して話しかけ、自分が神になると思っていたのは、自分の思い違いであることを告げた。ヴァダムは、「私はフラッドではなく預言者に復讐する!」と言いました。彼は真実の預言者の首を掴み、マスターチーフがヘイローリングを解除するのを無力に見守ることを強要させた。ヴァダムは、エナジーソードで真実の預言者を処刑することで復讐を果たした。この時点でジョン117は、人類の滅亡を呼び掛けた者の死を目の当たりにしたことで、ゼルを信頼し始めているように思われる。そして、ジョンとゼルは、ヘイローの発射を中止したことで、フラッドの裏切りに直面することになる。
フラッドの一掃[]
- “This is our fight, and I will see it finished.”— Thel 'Vadam to his fellow Elites
二人は来た道を戻りながら、新しいインストレーション04の建設を目撃し、それを起動させることを計画した。アービター、ジョンソン、Rtas 'Vadumは、UNSCと分離主義者の全軍をアークから退避させた。コルタナを救出するために一人でハイチャリティに向かったチーフを心配したアービターは、ハイチャリティの墜落現場にマスターチーフの後を追って到着し、やがて、すでに目的を達成したチーフを発見した。ヴァダムはハイ・チャリティが爆発し始めたときに、火炎放射器を使って二人の脱出を援護した。
その後、2人はハイチャリティからペリカンに乗って脱出し、新たに建設されたヘイローに墜落した。数々のフラッドフォームとの戦いを経て、コントロールルームでジョンソン軍曹と343ギルティスパークと合流した。まだリングが完成していないため、すぐに起動すればリングが破壊され、アークにもダメージを与えることを悟ったモニターは、彼らに牙をむいた。その後の戦闘で、暴走したモニターはジョンソンを殺害し、アービターを部屋の外に吹き飛ばしたが、最終的に343ギルティスパークはマスター・チーフに倒された。コルタナとゼルは、ジョンソンの死を悼んだ。マスターチーフはHaloを起動し、リングが崩壊し始めたところでコルタナを回収した。その後、アービターとともにジョンソンのワートホグを回収し、さらにフラッドや敵対するセンチネルの攻撃を受けながら、新しく建設されたフォアランナーの構造物が崩壊するのを横切った。そして、「フォワード オントゥ ドーン」にたどり着き、アークとヘイローから逃れることができた。船の貨物室に入ると、船が傾き、M808Bメインバトルタンクがヴァダムに向かって突っ込んできて、危うく押しつぶされそうになった。ヴァダムは床の間に逃げ込み、危うく戦車を避けることができた。ブリッジに駆けつける前に、チーフとうなずき合ったが、これがチーフとの最後の対面となった。コルタナが船を起動すると、ヴァダムはブリッジに到着し、操縦桿を握った。
地球への帰還[]
- “I remember how this war started. What your kind did to mine... I can't forgive you... but, you have my thanks, for standing by him to the end. Hard to believe he's dead...”— Lord Hood
- “Were it so easy.”— Thel 'Vadam
The portal collapsed as the Forward Unto Dawn was transiting and the aft end of the ship, with John-117 and Cortana, was sheared off and failed to return to Earth. The bow section, containing 'Vadam, made it through and crashed into the sea, where he was rescued. 'Vadam was present at the dedication of the memorial to those lost during the war, on March 3, 2553. After being thanked by Admiral Lord Terrence Hood for "standing by him to the end," saying "It's hard to believe he's dead," 'Vadam responded with "Were it so easy." This echoes his first line in Halo 3, symbolizing respect and similarity between a Spartan and the Arbiter, by how they are nearly impossible to kill. The Arbiter departed for Sanghelios aboard the Shadow of Intent as the ship master, with Rtas 'Vadum and the rest of the Sangheili who fought at the Ark to see if it was safe.
サンヘリオス[]
- Main Article: Sangheili-Jiralhanae war
During the aftermath of the Human-Covenant War, Thel 'Vadam continues to campaign with his fellow Sangheili for an indefinite peace with humanity. This has resulted in many Sangheili rallying in opposition, mainly the Servants of Abiding Truth, an old orthodox society who continue to deify the Forerunners. Shortly after a Jiralhanae uprising in the state of Ontom, Avu Med 'Telcam, leader of the Servants, decided that the time had come to attack 'Vadam and oust him from the mantle of Arbiter. 'Telcam's forces besieged those of the Arbiter at Vadam Keep, but were forced into a stalemate due to fewer keeps joining the uprising than the Servants had expected. However, when Thel 'Vadam permitted Kilo-Five to deploy onto Sanghelios to search for Evan Phillips in the Temple of Abiding Truth, many Sangheili viewed this as sacrilege, joining 'Telcam's resistance. Thel 'Vadam's forces quickly began to lose ground to the Servants of Abiding Truth, they were quickly surrounded at Vadam Keep and outnumbered. As the Servants began assaulting the Keep, the battle was all but decided. In the final moments both sides were bewildered as a gargantuan human warship, the UNSC Infinity, made its debut and entered into position around Sangheilios. Admiral Hood personally offered to assist 'Vadam in the defense of his keep. While he wished to refuse such charity, he knew it would mean defeat, and thus he accepted. The UNSC Infinity proceeded to destroy one of 'Telcam's ships, Defender of Faith, and then utilized its Magnetic Accelerator Cannon batteries to destroy the resistance forces from orbit. 'Telcam escaped to New Llanelli due to a rescue by Kilo-Five, and three of his four frigates escaped the Arbiter's cruisers, which were destroyed by UNSC Port Stanley, disguised as a Kig-Yar vessel. This was to balance the strength of the warring factions.
Ealen IVの戦い[]
- Main Article: Battle of Ealen IV
Due to an escalation in Jiralhanae raiding parties against the Sangheili throughout joint-occupational zones, Thel 'Vadam accepted Lord Hood's request to have a peace conference on Ealen IV with a Jiralhanae Chieftain named Lydus, in order to gain access to the Jiralhanae resources. Upon meeting Lord Hood, Captain Lasky, Sarah Palmer, and two other Spartan Fireteams on the planet's surface, the three parties then engage in the conference. During the conference, Thel appeals to Lydus' care for his own race, explaining that the Jiralhanae will eventually turn against each other once there are no other worlds to plunder.
The meeting is soon ambushed by the Covenant Remnant trying to stop the negotiations that were taking place. Surprised by the ambush, Lydus believes that he was deceived by Thel 'Vadam, but Thel quickly reassures him that the Covenant attacking them are not his own troops by saving Lydus' life from the sights of a Jackal sniper. As more of Covenant Remnant troops begin to invade, the three conference parties begin to make their way to a human shuttle, only to have it destroyed by Banshees. Commander Palmer shields Thel with her body from the resulting explosion. With all communications blocked, and no way to contact Infinity for reinforcements, Lasky, Palmer, Lord Hood, the two Spartan Fireteams, and the delegates make their way to a parts depot and seal themselves inside.[16]
While all three factions were trapped in a plasma refinement facility, Thel 'Vadam works out a plan with Lord Hood and Lasky as to how they are going to restore communications, and where they are going to find a more decent shelter. Thel attempts to include Lydus in the planning, only to be accused of working with the Covenant Remnant, an accusation that he quickly rebuffs. When Lasky finds a suitable redoubt for the group to stay, he decides to break off from the group with Spartan Naiya Ray in order to find a way to restore communications.
As Thel, the remaining Spartans, Hood, and the Brutes begin to make their way to the redoubt, Palmer asks Thel if he thinks the Covenant Remnant know about their path through the underground to the redoubt. He responds that it is very likely. Upon hearing this, Palmer sends the Fireteams out to clear the way. Thel and Lydus insist on taking part, claiming they are warriors first and diplomats second. However, Palmer convinces them both to leave the fighting to the Spartans, as they were both sent to the planet as peaceful ambassadors.
It is not long before the group is confronted by a Lich. The Lich and its troops were quickly destroyed through the swift actions of Palmer. She orders the Fireteam Jackknife to move onward to the redoubt, while Hood searches the dead enemies for information. Once the dead soldiers are properly inspected, the three factions continue their journey towards the enemy fortified redoubt. Along this route, Lydus demands that Thel explains how the Jiralhanae can trust the Sangheili if Thel is not able to ensure a peaceful summit.[17]
Inside the redoubt, Lydus is still unconvinced of Thel and Hood's concern for the Jiralhanae race, accusing both of playing kingmaker. During this conversation, the leader of Fireteam Jackknife, Scruggs, flanks Hood and holds him at gun point. As Palmer demands to know what Scruggs is doing, Lydus begins to threaten the traitourous Spartan. Holding out a hand to stop the Chieftan from charging, Thel asks Scruggs for his motives. Scruggs responds that the list is long and explains to Palmer that there are multiple levels of politics that have lead to this point. In particular he points out how strange it is that Thel has not been able to achieve stability within the Sangheili on his own over the past five years, hinting at some foul play within the politics.
In the midst of the explanation, Palmer shoots Hood in the outer-thigh, causing the Admiral to drop and providing her the opening to attack and eliminate Scruggs. After Hood is bandaged, Thel assists him on the walk down stairs a small Covenant tug ship. The ambassadors and Palmer escape on this ship, with DeMarco and Fireteam Bailey giving their lives to provide anti-aircraft covering fire. Thel, Lydus, and Hood all part ways, not having reached an agreement.[18]
Combat[]
- “忌まわしいパラサイトどもめ!私が始末してやる!何度でもだ!”— Thel 'Vadam to the Flood
In Halo 2, numerous small graphical and gameplay differences exist between the Arbiter and the Master Chief. When playing as the Arbiter, the Chief's flashlight is replaced by an Active Camouflage feature, exclusive to Halo 2; due to the antiquated armor of the Arbiter, the camouflage does not last forever -- it lasts for ten seconds on Easy and Normal difficulties, and five seconds on Heroic and Legendary difficulties. The Arbiter bleeds purple blood instead of red, and his Heads Up Display is sleeker. In Halo 2, the sound his shield makes when it is depleted is different from that of the Master Chief's. In Halo 3, he still has Active Camouflage, but it is only illustrated in the first cutscene of the game and to elude enemies -- it cannot be used when playing as the Arbiter. He has a flashlight on his left shoulder in Halo 3, which can be used by players in Co-op.
The Arbiter is very experienced at combat, as shown by his relatively extensive knowledge of every weapon and vehicle -- the Arbiter expressed a desire to understand human weapons even before his alliance with the UNSC. His most commonly used weapons are the Plasma Rifle, Energy Sword, and the Carbine. However, if the Arbiter character is being used in Co-Op Campaign, he can wield any weapon the player chooses -- the Plasma Rifle, Energy Sword, and Carbine would only be level start weapons. Also, in Halo 2, the Arbiter's HUD is a purple colour, rather than the Spartan blue; in Halo 3 it is teal and is presented in a more curved fashion than Player One's. Player Three and Four's HUDs are also more curved as they are Elites as well.
In Halo 3, the Arbiter is a very useful ally against the Flood when he has his Energy Sword out, but when fighting Covenant forces on his own on Heroic and Legendary, the NPC Arbiter tends to die a lot, especially on Legendary. This is mostly due to him leading suicidal charges with his Energy Sword even though the enemy is a great distance away from him. However, he is useful on Normal and Easy. Also note that when given a Missile Pod (using the support weapon glitch, or putting it by his unconscious body) the missiles will lock onto enemy NPCs.
Reception[]
The image that Bungie produced for Halo 2 was one featuring the Master Chief on Earth fighting the Covenant. Once the game was released, this was shown to be the case until the level, The Arbiter, when the player abruptly took the role of the Arbiter of the Covenant.
The change in the overall story line affected some fans' reactions to the game. Some fans considered the Master Chief the only character that should be played as and focused on. Other fans took it in as a new chapter in Bungie's story making.
Gallery[]
テンプレート:Quotes Link
Sources[]
- ↑ 1.0 1.1 Halo: The Essential Visual Guide: page 11
- ↑ Halo Encyclopedia, page 130
- ↑ Halo: The Cole Protocol
- ↑ http://www.halo3infinity.net/forums/index.php?showtopic=4467
- ↑ 5.0 5.1 Halo: The Cole Protocol, page 349
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 146 and 156
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 89
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 159
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 228
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 83-94
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 138-148 and 153
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 155-163, 169-172, 187-190, 194-203
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 214-217, 227-231, 235-237, 251-252, 268, 273-276, 281-282
- ↑ Halo: The Cole Protocol, page 299-301, 310, 329-330, 340-342, 349
- ↑ Halo 2, level The Arbiter
- ↑ Halo: Escalation Issue 1 - page 24
- ↑ Halo: Escalation - Issue 2
- ↑ Halo: Escalation - Issue 3
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