Halopedia
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コヴナントがよりによって、何故ここを着陸地点に選んだのか、に説明してもらおうじゃないか”

モンバサ攻防戦地球攻防戦初期の地上戦であった。この戦闘は2552年10月後半に起こった軌道上の戦闘中にコヴナントケニアモンバサを攻撃したことによって発生した。[1]だが、UNSCの迅速な行動によりコヴナント軍を局所的ではあれ街から撃退する。悔恨の預言者の艦が去った後、真実の預言者[2] の軍が侵攻しアークへ向かうポータルを発見し、コヴナント戦争を終結させる要因を作った。[3][4]

背景[]

フォアランナーの人工品に眠る情報を得た後、コヴナント軍は聖なる旅立ちという彼らの目的を達成するための鍵を確保しようとしていた。 その中で悔恨の預言者は私的な艦隊を率いて鍵が眠る場所に向かった。その"場所"とは人類の故郷、地球 東アフリカの都市モンバサであった。 悔恨の預言者は、その生意気で野心的なやり方で施設を確保することを求め、地球へ向けて戦闘集団を出撃させた。彼は地球に人類がいることに驚きを隠せなかったが、以前遭遇した人類の惑星よりも要塞化されていたが、続行すべき任務であるとして戦闘を続けた。彼がフォアランナーの情報によって提供された座標にはモンバサの街があった。この直後に動きを知った真実の預言者は彼の艦隊を回収するため、秘密裏に編成していた大艦隊を動員する。[2][4]


戦闘[]

コヴナントの侵攻[]

地球攻防戦初期の戦闘中、1隻のアサルト艦(預言者艦隊の旗艦)がニューモンバサに降下し、部隊を展開して街を攻撃する。[5][6] 艦が部隊を展開していたのはアップリフト・ナチュラル・リサーブという公園であった。

この時街にはNMPDと、第17海兵連隊が展開していたに過ぎなかった。[7] 後に街へ投入された部隊はリーチ攻防戦同様街が攻め込まれた際迅速に防御することを求められた部隊であり、E2-BAG/1/7UNSC陸軍 部隊が投入された。[8]

戦いの序盤において民間人主体の戦線に海兵隊部隊が増強として加わった。そして、自らの街を守るため住民たちに武器を取るよう指導した無名の海兵隊将校も居たという。[9]大半の市民に対して船の使用を許可し、周辺の都市へ脱出するよう命じている。[10]一部市民は鉄道で脱出中に攻撃を受けたが、無事脱出できた模様。[11]その他、UNSC海兵隊UNSC陸軍部隊が派遣されたが、最初の攻撃の後に第405海兵師団がインド洋のディエゴ・ガルシアから到着する。

UNSCの増強[]

Pelican and warthog

UNSCの増援がニューモンバサに向かう

民間人の退避がほぼ終わった頃、フリゲート艦 UNSC アンバークラッド がモンバサ周辺に降下、街の地上軍に対する増援として3機のペリカンを送り込んだ。その内の1機にはマスターチーフが乗り込んでいた。彼ら増援の任務は、町を攻撃アサルト艦に突入し預言者の身柄を確保することであった。預言者の旗艦はニューモンバサ軌道エレベーターの近くに停泊していた。しかし、ペリカン部隊を待ち構えていた47式スカラベの襲撃を受け、全機失われてしまう。まず1機目がスカラベの主砲が直撃し、2機目(これにはマーカス・スタッカー 軍曹ODST第2分隊が乗り込んでいた)はオールドモンバサの海岸沿いのビーチに不時着し、3機目のエイブリー・ジョンソン 上級曹長とジョン-117が乗り込んでいた機体は幹線道路沿いの建物に突っ込んで破壊された。[12]

John engages Elites

モンバサの市街地にてサンヘイリと交戦するマスターチーフ

両チームとも墜落時に少なからぬ犠牲を出した。スタッカー軍曹率いるチームは海岸沿いを進み、マスターチーフの隊はザンジバーホテルへ向かいコマンドポストを設置。両チームは離脱のための機体を待った。[12]

Masterchief with ODSTs

ODST第2分隊とマスターチーフ


郊外[]

Halo hogfight

海岸沿いを侵攻するUNSC部隊

ハンターまでも送り込んできたコヴナント部隊に対しジョン率いるUNSC部隊は迎撃を続けた。そして、ある程度の部隊を撃退し終えたときペリカンが彼らを発見し救出するための新たな座標を指示する。抽出地点に到達した彼らに対しミランダ・キース 中佐 は再編成のため、ジョンソンにアンバークラッドに戻るよう命令する。マスターチーフが第2分隊を見つけるため旧市街地を彷徨っている間に歩兵、装甲部隊を含む新たな部隊の展開を実行する。[12]

ザンジバーホテルにて包囲されつつあった第2分隊を発見し、合流したチーフたちは海岸を占領しているコヴナント砲兵、装甲部隊と歩兵部隊を蹴散らして攻勢を強め、海岸を突破しニューモンバサへ向かう。[12]

橋の突破[]

ジョンと海兵隊は海岸沿いのトンネルに侵入し、コヴナント輸送部隊を攻撃しつつオールドモンバサ-ニューモンバサを接続する橋へ到達する。彼が到着したとき、橋に展開していたはずの部隊はスカラベの猛攻を前に消耗しつくしていた。[12][13]

ジョンと海兵隊はジョンソンが持ってきたスコーピオン戦車を駆って橋へ突入し、コヴナント装甲部隊と航空部隊の防衛線を突破する。この防衛部隊はゴーストレイス戦車ファントム降下艇バンシーを装備していた。[13]

都市中心部[]

橋の防衛線を突破したあと、UNSC部隊はニューモンバサの中心部に殺到する。彼らは街に侵攻を開始し、コヴナントを排除し海兵隊部隊がそれに合流する。ジョンの部隊はキリンダニ公園文化センターを抜け、街の中心へ向かうルートを取り、高速道路トンネルを突破し、シマンジ・ロードベリアプラザを抜ける。このとき、スカラベも同じルートを通って侵攻していた事が明らかとなった。[13][8]

Scarabcannon

スカラベの砲撃で破壊されるM808 スコーピオン MBT

都市中心部に程近い工業地域において海兵隊のA部隊が前哨基地としている建物を発見したUNSC部隊は建物を攻撃してるレイス、ジャッカルを排除し基地へ入る。基地の部隊司令官はマーカス・バンクス 軍曹であった。本部前にランディングゾーンを確保したことにより、工業地帯の部隊はスコーピオン戦車と海兵歩兵部隊の増強を受ける。[13]

スカラベの崩壊[]

やがて、海兵A部隊本部前にスカラベが姿を見せ、スコーピオン戦車を含む部隊が攻撃を加えたが、戦車の砲撃はまるで効果がなく、スカラベの砲撃を受け破壊されてしまう。本部の機銃も応戦したが何の効果もなかった。スカラベは本部を突破し、運河へと向かおうとした。この進路の先にはペリカン降下艇部隊が待ち構えており、先に進めなくなってしまう。[13]

マスターチーフとA部隊がこれを追撃し、マスターチーフはスカラベに直接乗り込み、内部の敵兵を掃討する。海兵隊も火器を投入して支援する。スカラベ内部の人員を掃討したあと、何らかのシステムに破壊工作を実施(恐らくコアシステムか、オペレーティングシステム?)することによって、ついにスカラベを破壊することに成功する。戦術的に勝利に近づいたが、コヴナントはこの時アサルト艦の脱出準備を始めていた。ジョンソンのペリカンに拾われたチーフは中隊の残余と共にアンバークラッドに合流する。[13]

預言者の撤退[]

UNSC司令官 テレンス フッド卿は、 アンバークラッドが悔恨の預言者のシップを攻撃する要請を行ってきたが最初は都市内部であること、軌道エレベーターの近くであることなどから躊躇した。代わりに援軍2隻を派遣し進路を塞ごうと計画した。しかし、アサルト艦がスリップスペースドライブを起動したことが明らかとなり、付近で唯一対応可能であったアンバークラッドに対し攻撃許可を出す。その時、別の3隻のUNSC艦が続こうとしていたがアサルト艦のジャンプには間に合わなかった。[13]

マスターチーフらを乗せたアンバークラッドがアサルト艦と共にジャンプした時、太陽系防衛海軍は30機以上のSOEIVを街に向け投下していた。彼らはアサルト艦をターゲットとしていたが、間に合わなかったのだ。殆どのODST隊員はスリップスペースと同時に発生したEMPに巻き込まれ、犠牲となった。1個分隊のみが生き延びたが、彼らはEMP放出直前にコースを切り替えたために助かった。街の大半はダメージを受けたが軌道エレベーターを含め、辛うじて建物は残った。スリップスペースの衝撃波はニューモンバサの北に大きなクレーターを作った。そこにフォアランナーのゲートが隠されていたのであった。[14]

HEVs Dropping

大衝撃波到来直後にHEVの群れがニューモンバサに墜落。

占領[]

悔恨の預言者の艦が撤退した後もニューモンバサの多くの地点にはコヴナントが残っていた。預言者が離脱した後に真実の預言者が派遣した大艦隊が姿を現し、戦闘の主導権を握った。サンヘイリの部隊が多数到着したが、後にジラネルハイの部隊も地表に展開する。これは、後にサンヘイリがコヴナント軍においての地位が失われたときに備えての真実の預言者の指令であったとされる。[2][4]

この段階においてもまだUNSC海兵隊とNMPDの部隊が街に残っており、街を奪還するための戦いを続けていた。市内の都市インフラAI スーパーインテンデントもこの街の戦闘において重要な役割を果たした。

2基のSOEIVポッドがスリップスペース直後に街へ突入した。彼らはスリップスペースの衝撃に巻き込まれ、コースを完全に逸れてしまっていた。バックのポッドはルムンバ地区へ、デアのポッドはタヤリプラザへとそれぞれ落ちた。この時点で都市にはジラネルハイの軍が配備され始めていた。バックはデアを救うためにタヤリプラザへ向かうが、彼女は姿を消していた。プラザへ到着した後でロミオと合流し、彼らはデアがどうなったかわからない以上分隊を集め、出来るだけ早く街から脱出することにした。[15]

再編成[]

Uplift battle

コヴナントのLZであったアップリフトナチュラルリサーブの戦闘

スリップスペースイベントが発生して30分後無名な大佐がUNSC海兵隊を再編成し始めていた。彼らは街の中心部アップリフト・ナチュラルリサーブのコヴナントランディングゾーンを確保することになる。

この頃、遠隔操作のF-99 UCAVが都市の制空権を確保するべく投入される。ダッチは海兵隊と合流し、大佐の指示に従う事となった。最終的に、ニューモンバサ軌道エレベーターがスリップスペースショックにより崩壊し、残骸は東アフリカ各地に降り注ぎ、崩壊に巻き込まれた大佐は戦死する。[16]

ONI アルファサイト[]

UNSCはアップリフトのランディングゾーンを制圧した後、海軍情報局セクション2ビルを確保することが最優先事項となった。ミッキーは退却中の海兵隊戦車部隊と合流し、キジンゴロードにて海兵隊戦車部隊と共闘し、通りの敵を粉砕しNMPD要員と遭遇する。[17]

Alphas destro

アルファサイトの崩壊

ONI基地前では敵の侵攻を遅らせるために橋を破壊することを望み、橋に爆薬を取り付け、破壊する。その後基地へ後退を始めるが、敵の侵攻を遅らせることは出来なかった。敵は降下艇を使い、直接基地へ兵力を投入し始めていたからである。再び後退する前に防衛兵力は基地の前で敵の何波にも及ぶ攻勢を跳ね返し、基地の建物内部でも敵の攻勢を防ぎ続けた。彼らは基地に存在するデータへのアクセスを防ぐため、基地を破壊する爆薬をセットし、屋上からNMPDペリカン降下艇で脱出する。脱出と同時に爆薬が基地を破壊した。それから6時間後にルーキーが破壊された橋の反対側からその光景を見ることとなる。[18] 包囲から生き延びた生存者たちはこの時知りもしなかった。地下にあったデータセンターのドローンが目覚め、コアへの接近が困難になってしまったことを。

NMPD 本部[]

ダッチとミッキーはアルファサイトを破壊したが、新たにNMPD本部ビルへと向かう。彼らはそこでバック、ロミオと合流する予定だった。しかし、着陸直前にペリカンは撃墜され、パイロットが犠牲となり建物の別の区域に墜落してしまう。バックとロミオは建物の中を通過しペリカン墜落現場に向かい、重火器を投入して殺到しつつあるコヴナントの攻撃を防いだ。攻勢の最後にジラネルハイ・チーフテンファントムから降下しNMPD要員を殺害しロミオは重傷となる。彼らは如何にかしてチーフテンを始末した後、オールドモンバサへ通じるトンネルを経由して街から脱出することを決める。[19]

水没した都市[]

分隊はキコワニ駅(北東の護岸沿いにある)へ到達する。キコワニ地区はこの時完全に水没しており水により列車による脱出は不可能であった。この時ロミオの症状が悪化したためバイオフォームによる応急処置を施し、傷口を塞ぐ。分隊は新たな計画としてファントムを奪い、空路街から脱出することに決める。ミッキーがファントムを操縦し、バックがバンシーを奪って援護する。通過地点にはコヴナントの兵力が多数展開し、スカラベの姿もあったがそれらを全て撃退し、街から脱出する。街から脱出したとき、デアの所在についてある確証を持ったバックはデータセンターに向かうため街へ戻る。この時、クレーター周辺をコヴナント艦隊が掘削し始めていたのであった。[20]

市街地[]

同じ頃に分隊唯一の犠牲者と思われた"ルーキー"として知られるODST隊員はマバラキ地区の建物屋上に落下したポッドで目覚めた。都市には既にUNSC部隊は残っておらず、コヴナントに占領されてしまっていた。スーパーインテンデントはルーキーが街で分隊に何があったかを探る為の手伝いをする。彼は分隊に関連性のある物体を見つけるとしばしの間分隊員に何があったかを想定した。彼は暫く街を彷徨った後、街の地下から遭難信号を受信する。発信元は街の地下にあるデータセンターであった。彼はエレベーターシャフトを通じてサブレベル7まで降りる。[21] この時点で地下は ドローンが支配する危険な地となっていた。[22]

アセットを確保[]

Hurag encounter

デアとルーキーがバージルを"確保"する。

信号元へ向かうため、長い道を通過した彼はついにスーパーインテンデント データセンターへたどり着き、デアと合流する。データセンターの深部で彼らはエンジニアと遭遇する。バージルのサブルーチンをエンジニアが取り込んでいたようであった。全てのデータをまるで確保していたように、エンジニアをコアから切り離すとコアはシャットダウンされた。この時点でバックと合流した3名は重要なエンジニアを保護しつつ地上へ向かう。[22]

夜が明けたとき、上空にはコヴナント主力艦が多数姿を見せていた。バックとデア、ルーキーは沿岸ハイウェイへ向かい、そこで車両を入手し合流地点へ向かう。ハイウェイの出口に陣取り、敵と交戦している間に分隊のファントムが到着し、彼らを全て助け出す。その直後にコヴナント アサルト艦が彼らが居た地点をガラス化した。[3]

余波[]

Portal odst

ポータルを発掘するコヴナント艦隊

占領した後に多くのコヴナント艦隊が到着し始めた。彼らは後にアークへ通じるポータルを発見することになる。[3]

悔恨の預言者はアンバークラッドと共にデルタヘイローへと向かい、その戦いの最中にヘイローの所在を明らかとした。[23]

UNSCはデルタヘイロー攻防戦の2週間後までコヴナントの真意について気づけなかった。得られた情報の殆どはバージルから得られたものであった。UNSCがその事実を知ったとき、真実の預言者フォアランナードレッドノート真実の預言者艦隊と共に太陽系へ侵入を始めていたのであった。[24][25]

後にニューモンバサの跡地はアークでの預言者の軍の敗北と共に奪還される。

関連リンク[]

情報源[]

  1. Halo 2, levels Outskirts and Metropolis
  2. 2.0 2.1 2.2 Bungie.net: Bungie Weekly Update: 01/23/09
  3. 3.0 3.1 3.2 Halo 3: ODST, campaign level, Coastal Highway
  4. 4.0 4.1 4.2 Halo Waypoint, "Ten Twenty" history article
  5. Halo 2, campaign level, Cairo Station
  6. Halo Graphic Novel, page 90
  7. Halo Graphic Novel, pages 86-98
  8. 8.0 8.1 Halo: Evolutions - Essential Tales of the Halo Universe, "Palace Hotel", page 367
  9. Halo Graphic Novel, pages 92-93
  10. Halo Graphic Novel, pages 97 and 98
  11. Halo 3: ODST, "Sadie's Story"
  12. 12.0 12.1 12.2 12.3 12.4 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「outskirts」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  13. 13.0 13.1 13.2 13.3 13.4 13.5 13.6 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「metropolis」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  14. Halo 3: ODST, campaign level, Prepare To Drop
  15. Halo 3: ODST, campaign level, [[Tayari Plaza (level)|Tayari Plaza
  16. Halo 3: ODST, campaign level, [[Uplift Reserve (level)|Uplift Reserve
  17. Halo 3: ODST, campaign level, Kizingo Boulevard
  18. Halo 3: ODST キャンペーン ONI Alpha Site
  19. Halo 3: ODST, campaign level, NMPD HQ
  20. Halo 3: ODST, campaign level, [[Kikowani Station (leveL)|Kikowani Station
  21. Halo 3: ODST, campaign level, Mombasa Streets
  22. 22.0 22.1 Halo 3: ODST, campaign level, Data Hive
  23. Halo 2, campaign level, Delta Halo
  24. Halo 3: ODST, campaign level, Epilogue
  25. Halo 3

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