Halopedia
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ハーベストは(UEG 農業世界)UNSCのコロニー界で地球から一番遠いイプシロン・インディ星系に位置する惑星である。不運なことに、コヴナント戦争の発端となり、最初に焼き払われた植民惑星であった。

歴史[]

フォアランナーの遺跡[]

フォアランナー戦争の前に、フォアランナーは星図を有する遺跡を惑星北極に建造した。 この星図によってコヴナントとUNSCはプロキオン星系に導かれた。この星図は他のフォアランナーワールドやヘイローインストレーション等に関して具体的に情報を与えたものかについては判明せず、ハーベストはフォアランナーにとって重要な惑星であったかどうかについても判ってない。

人類の入植[]

2468年にUNSCの植民船団の1隻であるUNSC スキッドブラドニールがイプシロン・インディ星系に入り、惑星ハーベストを発見する。この惑星に植民地を整備することになった。 殖民艦スキッドブラドニールは解体され、艦載AIはハーベストの農業用AIとして、艦の動力部は首都の電力供給用として使用されることとなる。

農業惑星化[]

2400年代後半に人口はほとんど存在しなかった。2525年にジョンソン軍曹が2度目の来訪を果たした時、最初に訪れていた時より人口は2倍になっていた。 そして惑星の至る所では開拓が進んでいた。

ジョンソンがこの地を訪れた理由は反乱軍によるハーベスト襲撃を警戒し民兵隊の訓練を行うためであった。

UNSC Breadbasket[]

2502年にエイヴリー・Jr・ジョンソン軍曹はハーベスト政府長官の暗殺任務についていた。(カレイドスコープ作戦)ハーベストはこの事件のわずか23年後にガラス化した最初のUNSCコロニーであり、コヴナントと接触した初めての惑星であった。

2524年に投石機作戦があり、ジョンソンらがコロニー民兵隊を訓練することになっていた。反乱軍によるUNSC保有の艦船、星系への攻撃を阻止するためであった。

2525年2月3日に、ハーベスト軌道プラットフォームは接近してくる未知の存在を遠隔スキャンにて探知する。

ハーベストの脱出[]

Glassingship

プラズマ爆撃中のコヴナント戦艦

Harvest Plasma Glassed

軌道爆撃後のハーベスト

ハーベスト軌道上での接触が最悪の形に終わったあと、開拓民全員に避難命令が発せられ、それに応じた開拓民らはウトガルドなどの主要都市に集合、軌道ステーションから236隻の貨物船に乗り込み、250,000人が避難できた。この際、7つのエレベーターは5~7分毎に地上とステーションを行き来し人々を避難させていた。しかしこの時、スペースエレベーターに極度な負荷が生じて崩壊したために40,000人が乗船していた貨物船団が全滅している。

ジョンソンらコロニー民兵隊数百名は市民の退避のためにエレベーターを停止させ、都市部など地上に残って奮戦した。 戦闘が激化し、ついにジョンソンらも撤退を余儀なくされたとき、彼らはスリップスペースに入って退却する。

西暦2525年2月3日、ハーベストに対し大規模な軌道爆撃が行われ、残っていた住民、兵士等は全滅した。

ハーベストをめぐる戦い[]

2525年4月12日までに、 植民地司令部は調査のために偵察艦 UNSC アルゴを派遣した。しかし星系に突入した旨の連絡を最後に艦の連絡は途絶した。この時点で異常事態が発生したと確信された。

2525年10月7日に、艦隊司令部は調査のため第4戦闘群を派遣した。この戦闘群はフリゲートアラビアおよびボストーク、駆逐艦ヘラクレスから構成され、ヴェルディ艦長が司令官であった。艦隊は星系に突入したがコヴナント大型艦艇1隻によりフリゲート2隻は撃沈、ヘラクレスは大破させられた。ヘラクレスは撃沈は免れたものの、リーチに帰還するのに相当な時間を要した。

この際ONIはハーベストの全滅を秘匿し単に反乱分子による通信衛星の破壊が原因と発表する。同時にコール退役中将を海軍に復帰させる。

プレストン・コール中将は、数年経った2531年に人類史上最大の艦隊を動員してハーベスト奪還戦に勝利した。この勝利後ONIは事実を公表し、コールに対し大艦隊を指揮する権限を与えた。


コール中将の勝利直後に、UNSC スピリット オブ ファイアが軌道上に達し、コヴナントの不穏な動きを察知した。

スピリット オブ ファイアはコール中将から行方不明になった巡洋艦UNSC プロフェシーの捜索任務を受け派遣されてきた強襲揚陸艦であった。 艦が星系に到着してそれほど時間がたたずに核融合炉が臨界状態になっていたプロフェシーを発見、艦の生存者を救出して自爆させる。

その後にハーベスト北極圏に存在したUNSC軍事基地アルファ基地が破壊され、制圧されたことを受けてスピリット オブ ファイアから1両の偵察車が派遣され、撤退中の友軍を伴って基地を奪還する。

そして、アルファ基地北部に位置する謎の巨大構造物と正面に建造されていたコヴナント基地を攻撃し、占領する。それはフォアランナーの遺跡であり奥に隠されていたのは星系の地図であった。 星系の地図が示していたUNSC殖民地のアルカディアが危機に陥っていることを判断したスピリット オブ ファイア艦長カーター大佐はアルカディアに向けジャンプする。

その後コヴナントから奪還したハーベストをUNSCは戦後まで維持し続けたという。ただ、惑星リーチのようにガラス化によって破壊された惑星であっても再度のテラフォーミングによって居住に適した環境へと復元されたことがあったが、ハーベストの環境は変わっていないという。

惑星政府[]

惑星ハーベスト政府のトップは知事であった。惑星が陥落した当時この役職にはニルス・チューンであった。[1] ハーベスト議会が事実上ハーベストを統治しており、ウトガルドハーベスト議事堂にて活動していた。[2] 議会は合計24名の議員で構成されていた。[3]唯一知られている役職に検事総長があった。この地位にはロイ・ピーターソンが就いていた。

経済[]

貿易[]

ハーベストは他のUNSCコロニーと比べても比較的平和だった。創設されて20年前後しか立たなかったがアウターコロニー群の中では最も農業生産が盛んな惑星であった。主要作物はトウモロコシ小麦スイカモモリンゴブドウやその他農作物であった。これらは他のコロニーに輸出するだけの余剰があり、他のコロニーの市民を養うことも出来た。首都ウトガルドには7基軌道エレベーターがあり、それらは軌道上の衛星ティアラと接続されている。ティアラは他のコロニーへの輸出、輸入に大きく関った。

惑星の企業[]

幾つかの企業が惑星に存在した。その中には大規模なものもあれば小規模な商社もあった以下に知られている企業を記す:

  • イダ商会

防衛[]

ハーベストの第1次防衛線はハーベスト民兵隊であった。この組織には72名の男たちが参加していた。[4] 民兵はUNSC軍によって訓練を受けた。ハーベスト陥落前、暴徒達を制圧するための作戦が展開していた。この組織にはUNSCからエイブリー・Jr・ジョンソン軍曹ビーネ軍曹ポンダー大尉が参加していた。

又、このほかにウトガルド隊という組織もあった。[5] この組織は唯一の法執行機関としてウトガルドにて展開していた。彼らはチューン知事のオフィス警備も請け負っていた。[6]

人口[]

Timeline010

首都ウトガルド

ハーベストはUNSCのコロニーの中では比較的に安定していた惑星であった。惑星は主に農業を中心としており(トウモロコシ、小麦、スイカリンゴブドウ)、その生産能力は惑星の人口の半数を養えるものであったという。人口は30万人で、その首都はウトガルドであり、人口の大半がこの都市圏に居住していた。

この惑星からは貨物船団を通じて多量の農業製品が周辺惑星へと供給されていた。

地形[]

ハーベストは非常に小さな惑星であった。赤道直径は地球の約3分の1のサイズである3,000km(2,484マイル)でしかなかった。それは太陽系のとある惑星よりも小さい。地球の表面積の10分の1の大きさであり、イプシロン・インディ星系内部で軌道に乗り、回転を続けていた。その速度は150,000km/hまたは~41km/sec(地球は、約30キロ/秒で太陽系の軌道を回る)である。これは他の植民惑星と比較しても恐ろしく速い。

ハーベストは星系で唯一植民に適した惑星であった。その地表は非常に美しいといわれている。広い草原と森、その中に点在する1,000もの魚がいる湖。その自然に埋もれるように造られた果樹園。これからわかるように、非常に自然豊かな場所であったことが分かってくる。

また、この惑星の土壌は肥沃で農業に適していた土地であった。

しかしこの美しい地形は2525年の遭遇によって完全に破壊されつくされた。軌道上からの大空襲により表面は溶けてガラス状に変化(俗に言うガラス化)、かつての栄光の風景はまもなくツンドラに覆い尽くされた。この大変動が惑星上に存在していた生物の殆どを死滅させる原因となってしまった。この大攻撃で死を免れた生物は野生動物の死骸を糧に生き残っていたが、まもなく全滅した。

地域[]

軌道上の施設[]

  • ティアラ

ハーベストの建造物[]

ハーベストの生態学[]

  • Harvest Whale
  • Starling
  • Bat

登場または言及された作品[]

情報源[]

  1. Halo: Contact Harvest, page 115
  2. Halo: Contact Harvest, page 79
  3. Halo: Contact Harvest, page 322
  4. Halo: Contact Harvest, page 108
  5. Halo: Contact Harvest, page 168
  6. Halo: Contact Harvest, page 324
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