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- “戦車はゴーストを撃つ! 戦車はハンターを撃つ!戦車は何でも撃つんだ!”— 無名の海兵隊 アークにて
M808主力戦闘戦車又はスコーピオンとして知られているこの重戦闘車両はUNSCがコヴナント戦争中に使用した地上軍の主力戦車だ。スコーピオンは重火力支援が必要な場合、又は対車両戦闘火力が必要な作戦に投入される。この車両の圧倒的な火力と防御力、回復力、機動性を組み合わせる事によって自身を手強い存在だと認識させ、やがて敵味方双方で尊敬を勝ち取る事に繋がった。[3][5]
概要[]
M808は2218年に初期型車両が納入されて以降、対して変わっていない。[1]
スコーピオンは最も強力なUNSCの地上戦闘車両である。UNSC艦隊の地上軍では最速では無いが、その圧倒的な火力とバランスが取れた機動性を持つ。UNSC軍の地上車両は、大抵が少ない生産コスト、輸送の利便さ、全体的な火力の観点で設計されている。セラミックチタンの外装甲は小火器の攻撃を全く通さない無敵の防護力を提供する。プラズマ火器や対戦車地雷への対抗ソフトウェアや電子機器による追加の保護を提供される。[3] スコーピオンは750kmの範囲を持つ火器を搭載しており[3]又、それぞれが独立したコンピューター制御サスペンションを搭載した4トラックによる設計がされている。[5] これによって、車両の残骸などの戦場の破壊の跡や、障害物に悩まされない操縦が可能となっている。[3] 戦車には小型機銃座があり、一人のマシンガンナーを必要とする。重要な物資やVIPをメインキャビンに積載する事も可能であったが、最大で4名の兵士を追加でトレッドポッドに載せて輸送できる。[3] これら"ジャンプシート"は通常緊急事態でしか使用しない。
スコーピオンのメインウェポンは360度の回転ターレットに搭載されたM512高速砲である。この主砲は90mm タングステン弾S1 キャニスター砲弾を撃つ事が出来る。この重火力は敵車両の装甲を貫通することが出来る。大抵1発で破壊できるが、レイスに対しては2~3発の砲撃が必要だ。[3]必要に応じて105mm砲に換装し、火力を増大させる事もできる。M247中型機関銃はスコーピオンのセカンダリーウェポンだ。機銃は7.62mmAP弾を発射する。バリエーション次第では別個のマウントに搭載される。[3]
バリエーション[]
- M808B:M247銃座は存在せず、専用のマシンガンナーは必要ではない。その代わりにM231同軸機銃が砲塔に設置されている。
- M808B2 "サンデビル": この系列の戦車はM512を2基のツインリンク40mmオートキャノンに置き換えた所謂"対空戦車"だ。対空プラットフォームとして機能するよう設計されていたが、人類コロニー反乱時代には対人戦闘にも投入された。[1]
- M808B3 "タランチュラ": M512主砲に2基の超高速シミターロケットのクラスタを発射ポッドを設置する型であった。しかし、コヴナント軍相手には無力であった事からB型に更新されていった。[1]
ゲーム内での変更点[]
Halo 3からHalo: Reachへの変更点[]
- ビジュアルがアップグレードされた。よりミリタリールックとなり、環境にやさしい塗料方式となった
- コクピットハッチがスライドし、ドライバーを防護するようになった
- スコーピオンはレイスとのバランスが改善され、以前より装甲が削られてしまった。Halo:Reachではスナイパーライフルで破壊されてしまうという事例も発生している
- 主砲のリロード速度が落ちて発射レートが低下している
- 主砲発射の際、戦車は視覚的に反動しているのがわかるようになった
- 戦車が高速機動するようになった
- 主砲の威力が改善され、更に爆発半径も増大し、より強力となった。一撃でレイスを粉砕することが可能となった
- 主砲のレチクルは主砲の砲弾がリロードされている時に表示され、その両側に垂直バー表示させる
- セカンダリーターレットの機銃座は連続射撃するとレイスの砲塔のように過熱し暫く使用できなくなる
- Halo 3より旋回速度が劣り、ターレットの旋回速度も低下した
等がある。
Halo: Reach からHalo 4の変更点[]
- 発射速度が低下した
- スコーピオン自身の速度も低下した
- リロードアニメーションが音を伴うようになった
- より正確な機関銃を装備
ギャラリー[]
登場又は言及された作品[]
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情報源[]
関連リンク[]
- M808B MBT - UNSCが使用するスコーピオン戦車のバリエーション。
- ライノ - UNSCのプロトタイプ自走砲。
- レイス - コヴナントにおけるスコーピオンMBTと同等の存在
- Grizzly - スコーピオン系列より強化されたUNSCの重戦車
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