第一次アルカディア攻防戦は、2531年[1]コヴナント戦争中に惑星アルカディアにてUNSCとコヴナントとの間で発生した軍事衝突の事である。
戦闘[]
第3次ハーベスト攻防戦の最中に、アービターと彼の艦隊は、アルカディアの位置を惑星ハーベスト北極圏にあったフォアランナーの遺跡で確認し、ハーベストから姿を消した。これを受け、ハーベストの調査任務を受けていたUNSC スピリット オブ ファイアは、エレン・アンダース教授の提案に従い、コール提督に事の次第を報告した後、アービターの艦隊の後を追った。
先にスリップスペースを抜けアルカディアに到着したアービター艦隊の2隻の戦艦は[2] 惑星表面に対し攻撃を開始した。コヴナント来襲の報を聞き、遅れて到着したSpirit of FireはUNSC ベルファースト、UNSC テキサス、UNSC ピラー オブ オータム、UNSC アームストロングの4隻がこれと交戦し1隻を撃沈、2隻を失ったという報告をスピリット・オブ・ファイアは受け取った。そして地上からの信号をキャッチ、すぐさまフォージらをアルカディア中心市街地に派遣した。
地上戦[]
2隻目のコヴナント艦は、軌道上から首都バース等の居住区に対し攻撃部隊を投入、惑星の居住民を全滅させようとしていた。軍曹ジョンフォージに率いられたスピリット地上部隊、アルカディア駐留部隊とスパルタンレッドチーム、6機のホーネットはバースシティ沿岸部に2つの基地を設営し市民の退避を支援した。1,000名以上の市民の退避完了後、フォージらはバースシティ郊外の崩壊した高速道路に一旦撤退し、形勢を立て直して都市郊外エリアを完全に制圧し橋頭堡を守り抜いた。
この直後に発見されたコヴナントの巨大シールドを、特殊改造を施したライノ5両を持って攻撃、破壊した上で内部のフォアランナー遺跡内で秘匿、建造中のスーパースカラベを破壊した。
そしてコヴナントは各所で敗退を始めて侵略は失敗する。
コヴナント戦線の崩壊直前に1隻のコヴナント駆逐艦がアンダース教授を拉致したアービターを乗艦させスリップスペースに入った。
余波[]
悔恨の預言者の命令を受け、The Apexを起動するのに彼女を利用しようとしていたアービターはアンダース教授を捕らえようとする戦いを行った。スピリット・オブ・ファイア はそれを追ってシールドワールドへ進入した。 後に到着したテレンス・フッド卿が指揮する巡洋艦UNSC ローマン ブルーは戦闘時のログを入手し戦闘を限りなく避けるよう命令された。惑星上の被害の大きさに苦い表情を浮かべた。そして、軌道上に存在するコヴナントのCPV級駆逐艦に対して攻撃を仕掛けたが、敵の攻撃に圧倒され退却を余儀なくさせた。
首都バースを中心とした侵略を受けた地域は大ダメージを受け、廃墟と化した。だが、2549年9月9日までに復旧は行われることがなく、惑星はムー大陸を中心として重要な食料供給源としての方向転換を余儀なくされた。
情報源[]
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