ヴィエリー戦線(スルドック・リッジの戦い)は、惑星リーチにおいて2552年8月12日に起こった戦いである。これはヴィエリー戦線の一つの戦いである。
2552年8月12日午前8時にスルドック・リッジ付近でコヴナント軍の行動が活発化していることを受けてノーブル・チームを含む陸軍・海兵隊混成軍が侵攻を開始する。
UNSC陸軍部隊が突進する先からバンシーの一群とレイスからと思われる激しい砲撃が加えられた。これらを排除しつつ先に進むが、前方に唯一架かっていた橋をコヴナントに吹き飛ばされ、戦力が分断されてしまう。殆どの車両は破壊された橋梁を渡ることができず、そのまま前進しコヴナントの大軍と交戦する事となる。
だが勇敢な一部の車両(その中には、ノーブル・チームの兵士が運転する車両もあった)が強引に大破した橋を突破、僅かな戦力でスルドック・リッジの高台にあるコヴナント陣地制圧に向かう。
それからわずかな時間でノーブルの一部と陸軍兵らが一番近い対空砲の破壊に成功する。これはUNSC航空支援部隊による支援攻撃の障害であった為にターゲットにされていた。
第1対空砲の破壊から時間を置かず、第2対空砲とコヴナント軍高官という重要ターゲットの殲滅に成功し、空への脅威が完全に失われた。 そこでノーブルの偵察チームがコヴナント軍占領下のエリアに突入を開始、偵察と称した強襲攻撃を実施した。ノーブル・チームはコードネーム:スパイア1と言うコヴナント軍のEMPタワーを最終目標とし、進撃した。
突入した偵察チームは大損害を被りながらもターゲットの無力化に成功すると共にスパイアから即時退避した。
退避を始めたノーブル・リーダーの通信後、フリゲート-318によるMACガン攻撃が実施され、スパイア1は崩壊した。だが、破壊直後にコヴナント巨大空母が出現し、グラフトンを破壊した。
グラフトンの撃沈と巨大空母の出現によって戦闘は完全に敗北してしまった。ノーブル・チームは戦線から、急ぎ撤退した。
結果と影響[]
結果、コヴナントによるヴィエリー地区掌握は確実となり、姿を見せた巨大空母から次々とコヴナント軍が投入された。
迅速な措置によってUNSC艦隊の60%がリーチに急行することになるが、到着は早くても2日後であり、とてもではないが待ってては地上軍の全滅は避けられなかった。 そこで、ノーブル・チームによってコヴナント巨大空母破壊作戦、アッパーカット作戦が立案、即時実施に移された。
ギャラリー[]
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