コロニー軍事政権 (又は省略してCMAとして知られる)は統合地球政府が2300年代初期に設立した組織である。彼らの元々の任務はUNSC艦艇と地上軍をコロニーの保護作戦への割り当てと制御を担当することであった。しかし、そういった役割は長年続いた結果UNSCに奪われた。
歴史[]
起源[]
コロニーは海賊などの脅威にさらされ、入植者達の不安を宥める必要があった。これらのより重要な活動を管理する組織として- CMA - が創設される。UNSCとしては独立したコマンド設置の必要性を認識した為である。この時NAVCOM と UNICOM はそのリソースの多くを太陽系内部での活動に費やしており、NAVCOM と UNICOM は 機会を見つけてはCMAを解体し、その権限を奪おうとしたが、その度にCMAが激しく抵抗し、自分たちの領域を護ろうとしてきた。やがて、2400CEよりNAVCOM、UNICOMはインナーコロニーをCMAと共に管理することとなる。
CMAとアウターコロニー[]
CMAは二つの司令部に対応してアウターコロニーにおいて、その戦力の大部分を割り当てる傾向があった。彼らはUNICOMよりも大胆で冒険的な開拓者であると考え、コロニーから新兵の殆どを募集する。人類領域の拡大と共に、CMAが入植を支援し、過疎地帯では無法状況から市民を保護するために最前線に居た。勿論、これはCMAの世界を飼いならすための計画に基づいていたのではあるが。
分割の忠誠[]
2400年後半頃、コロニーにおいて緊張状態が進みつつあった。UNICOMの兵士たちが地球への忠誠を誓っている間にCMAの兵士たちはコロニーの入植者達の窮状について同情する傾向にあったのだ。
CMAの崩壊と終焉[]
2494CEにエリダヌス星系 において分離主義者による地球政府への反抗が始まる。彼らは軍内部の裏切り者から提供された装備を用いていた。コロニーは援助を求めUNSCに請願し、HIGHCOMは反乱を鎮圧するために戦闘集団を派遣する。[1]
2497年にCMAが分離主義者への関与をしていたという事実が暴露される。[1] この事実はCMAの終焉と考えられた。今後数十年間にわたり、保安上の懸念を理由としてUNSCは徐々に遠いコロニーをもパトロールし始め、CMAの権限を格下げする措置をとる。そして、NAVCOMとUNICOM司令部にCMAの資源を提供する。
2525年頃にはCMAは戦列を離れていた。供給される予算が大幅に削減された。これら予算も使い古された車両や機器、ユニフォームに消えていった。[2] UNSCとは異なり、CMAのブートキャンプは僅か2週間だけ行われた。その場に居たCMAのベテランGage Yevgenny曰く" どのように貴方が敬礼、行進するか、そして武器の使用方法を教える。彼らがキャンプを出る前にワートホグを操縦する方法を教えるのに十分な時間はあった。"[2]
NAVCOM/UNICOMの制御[]
ハーベストに送られた後消息を絶ったCMA アルゴを調査するために CMAは戦闘集団を送った。ハーベストでコヴナントのメッセージが受信されたとき、彼らの軍事力は"危機的状況の間"NAVCOM と UNICOM の制御下におかれる。コヴナント戦争は20数年間続き、CMAは2552年当時航行ブイの入札及び負傷した退役軍人や戦闘サービスのために存続していたようなものだ。彼らは有人艦隊より少し多い勢力を持っていたに過ぎない。
知られているCMAの組織と艦艇[]
- 海軍
- CMA Arabia
- CMA Argo
- CMA Heracles
- CMA Season of Plenty
- CMA Vostok
- コロニー民兵
- ハーベスト民兵隊
- リーチ民兵隊
- エリダヌスII民兵隊
- コロニーセキュリティ省
知られているCMA要員[]
CMA海軍[]
| 名前 | 階級 | 艦船 | 在籍していた年 |
|---|---|---|---|
| プレストン･コール | 見習いクルー | CMA Season of Plenty | 2489年 |
| W.ハンドフォード | 少尉 | CMA Season of Plenty | 2489年 |
| アレックス･インダラ | 少尉 | CMA Season of Plenty | 2489 |
| ネバル | 少佐 | CMA Season of Plenty | 2489年 |
| オットー･セインマン | 少尉 | CMA Season of Plenty | 2489 |
| マリベアル･ヴェレディ | 大佐 | CMA Heracles | 2525年–2526年 |
コロニー民兵隊[]
| 名前 | 階級 | 所属部隊 | 在籍していた年 |
|---|---|---|---|
| バーディック | 二等兵 | 第2小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| アンダーセン | 伍長 | 第2小隊 ブラボー分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| ノーラン･バーン (UNSCから出向) | 二等/小隊軍曹 | 第2小隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Critchley | 伍長 | 第2小隊 ブラボー分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Dass | 伍長 | 第1小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Forsell | 二等兵 | 第1小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| ハベル | 伍長 | 第2小隊 チャーリー小隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| ウォレンス A･ジェンキンス | 二等兵 | 第1小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Jepsen | 第2小隊 チャーリー分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 | |
| エイブリー･J･ジョンソン (UNSCから出向) | 二等軍曹 | 第1分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| オスモ | 二等兵 | 第1小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| フェリシア･サンダーソン | エリダヌスII民兵隊 | 2524–2525 | |
| エリック･サンティアゴ | エリダヌスII民兵隊 | 2524–2525 | |
| アリソン･スタック | エリダヌスII民兵隊 | 2525 | |
| Stisen | 伍長 | 第2小隊 アルファ分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Vallen | 第2小隊 チャーリー分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 | |
| Wick | 二等兵 | 第1小隊 チャーリー分隊 ハーベスト民兵隊 |
2524–2525 |
| Gage Yevgenny | エリダヌスII民兵隊 | 2524–2525 |
雑学[]
- 元の超兵士計画はCMAが関っており、2321年に開始されていた。[3] 計画は失敗に終わったが、海軍情報局(ONI)がオリオン計画として2491年に復活させた。[4]
情報源[]
| |||||||||||||||||