
CCS級戦艦がエネルギープロジェクターを発射
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キーズが見ていた目の前で巨大艦が発砲した。巨大艦から放たれた白いビーム-空間を越えた槍-は、駆逐艦ヘロドトス・・・100,000キロ離れた場所にいたその艦体を、その鮮やかな青色の光が貫通した。ビームによって艦尾を貫かれ、あっという間に轟沈してしまった[1] | ![]() |
エネルギープロジェクターはコヴナント製の兵器で大型艦船に設置されている。この兵器は極めて正確な砲撃ができ、尚且つ恐るべき破壊力を秘めている。あっという間に戦闘艦を粉砕し、惑星を"焼き尽くす"事も出来るのだ。焼き尽くされた惑星は瞬く間に死の惑星へと変貌する。
歴史[]
エネルギープロジェクターが初めて確認されたのはハーベストの事であった。コヴナント軍戦艦が使用したことが判明している。預言者の空母も使用している。預言者がインストレーション05でマスターチーフの手で暗殺された時、神殿を徹底的に破壊した。Halo 3ではボイのガラス化に使用された。アールタス・ヴァダムによるフラッドの拡散を防ぐためである。
操作[]
兵器は極めて強力で、高エネルギーの細いビームを発射する。射程は100,000kmで、UNSC軍の軌道防衛グリットに搭載されたMACガン並みである。フリゲート UNSC ゲティスバーグが被弾している。対艦戦闘用にも設計されていた。[1][2] 兵器のサイズは艦の大きさによって違うらしい。
効果[]
エネルギープロジェクター1発でコヴナント駆逐艦とフリゲートのシールドを消し去ることができた。
UNSC戦闘艦に対しては艦体に穴をあけてしまう。幾らチタン装甲で強化をしていても無駄なことだった。被弾した艦船が巡洋艦であろうが、フリゲートであろうが全く関係がなかった。原子炉まで被害が及べば爆発、崩壊するからだ。
UNSC グラフトンがリーチで破壊された時、艦首を撃ち抜かれていたにも関わらず、直ぐに艦後部が大爆発を起こし崩壊した。恐らく艦内で急激に被害が拡大したのであろう。
惑星を破壊するときにもこれは発射された。ビームは空気中の刺激的な原子で、その土地、空気を急激に熱し、水を蒸発させる。大気も生物も何もかも消し去る。水中に居る生物も同じ運命をたどる。生物圏の完全破壊は惑星全土にまで及ぶ。この破壊行動によってハーベスト、リーチ等の襲撃された殆どのUNSC植民地は死の世界となった。
装備艦艇[]
フレッド-104によると"大型艦のみが使えるだろう" とのことだ。レヴェランス級や超巡洋艦、アサルトシップ、CCS級巡洋戦艦等に搭載されている。
CCS級巡洋艦は艦の底に当たる重力リフト付近にそれを装備している。
雑学[]
- 興味深いことに、エネルギープロジェクターの色は作品ごとに異なっている。Halo2、Halo3では紫色の、Halo3:ODST、HaloWarsでは青色の、Halo:Reachでは赤色になっているのだ。恐らくはこれらの色は船の強度によって変えられているのであろうと思われる。
- エネルギープロジェクターはUNSC海軍が使う主力兵器MACガンと同様、最も破壊力のある主力兵装であるといわれる。もっとも、エネルギープロジェクターのほうが威力は遥かに上であるが。HaloWarsではUNSC軍とコヴナントの両陣営がMACラウンドとエネルギープロジェクターを対地攻撃に投入している。これらはリーダーパワーとして使用できた。
- エネルギープロジェクターを発射する際、コヴナントの艦艇は致命的な欠点を持つ。それは船の周囲を覆っているシールドを下げなければならないということだ。この事は、リーチ攻防戦の終わりにオータムを攻撃しようとしていたCCS級がプロジェクターの発射状態に移行した際、スパルタンB-312が操作するマスドライバーによって発射口を狙われ、撃沈されたという事からも明らかだ。敵が十分な反撃能力を持っていた場合こういうこともあり得るということである。
情報源[]
- ↑ 1.0 1.1 Halo: The Fall of Reach, page 320
- ↑ Halo: First Strike
ギャラリー[]
関連リンク[]
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