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Halo: Glasslands
Glasslands cover
Author(s)
Publisher
Tor Books
Date Released
2011年10月25日
Length
464ページ
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Halo: Glasslandsは、Karen TravissによるKilo-Five3部作の最初の作品となる小説。2011年10月25日発売。続編のHalo: The Thursday Warは2012年10月2日発売予定。[1]

人類-コブナント戦争後の2553年を舞台とし、戦後の不安定な政治情勢が描かれる。 [2]物語はHalo: Ghosts of Onyxの最後で、ハルゼイ博士フランクリン・メンデズ曹長スパルタンIIスパルタンIIIの生き残りが閉じ込められた、惑星オニキスにあったフォアランナーのシールドワールドから始まる。その頃ONIトップのマーガレット・O・パランゴスキー海軍中将は工作活動部隊キロ-5を組織する。彼らはサンヘイリの派閥間への離間工作と、ハルゼイ博士が見つかった際に逮捕する任務を与えられた。

ストーリーを通して、スパルタンII計画とその関係者(特にハルゼイ博士)の 倫理が問われる。さらにコヴナントの崩壊がサンヘイリの文化に及ぼした影響が詳述される。

Official summary編集

"コブナントは崩壊したが、人類の戦争には終わりが見えない..."

"銀河は混沌の中にある。宇宙規模の戦争の余波は、全てを猜疑の中に置いた。そしてかつての偉大な2つの文明は崩壊の淵をよろめいている。 この混沌から新たな脅威が生まれようとしている。その中には未だ鮮明な戦争への情熱と偏見を、利用しようとする危険で冷酷な組織がある(人間側に)。宗教的狂信と異種族に対する敵対心に煮えたぎる旧コヴナントは、覇権と過去の栄光を取り戻さんと画策する。"

"人類の過去からの秘密と悲劇がつきまとい、馴染みのヒーロー達が消えてはまた現れるだろう。そして混沌から人類の新たな希望が出現する。これまで誰もみたことがないような兵器である。しかしそれを持ち帰るには、消えたハルゼイ博士と彼女の秘密が生き延びていなくてはならない。"[3]

Plot編集

プロローグ編集

マイクロ・ダイソン・スフィア(シールドワールド)内に閉じ込められた、ハルゼイ博士, メンデズ曹長と生き残ったスパルタンII・スパルタンIII隊員たちは、ダイソンスフィアからの脱出方法を探しつつづけていた。人類-コブナント戦争 の行方や人類の命運を気にかけながら・・・。

Chapter 1編集

ブルーネル星系の元植民惑星ニューラネリーでは、ONIのセリン・オスマン大佐(元スパルタンII訓練生)とエヴァン・フィリップス教授(サンヘイリ語を話せる文化人類学者)が、サンヘイリのフィールドマスターアヴ・メッド・テルカムと密かに面会する。アヴ・メッド・テルカムは原理宗派"留まる真実の僕"の代表だ。二者は戦後情勢について議論する。テルカムは人類とアービターフォアランナーやヘイローアレイに関する嘘を広めたため、サンヘイリの間に宗教的・政治的な分裂が生まれ、内戦が起きようとしていると責め立てる。オスマンはテルカム達がアービター側に勝てると言い、死んだ同盟軍(アービター側)には価値がないと述べる。内戦に勝利したら人類に近づかないことを条件に、テルカムの派閥にコブナント兵器の供与を申し出る。テルカムは「不信心者達」を殺したい欲求を抑えながらもこれに合意し、両者は解散した。オスマン大佐がシャトルに戻ると、ONIの女帝パランゴスキー中将から通信で密会の成否を訊かれる。彼女はすぐにオスマンの答えに安心した。離陸の際、フィリップスは地中海人種っぽいオスマンにシドニーで最高のターキッシュ・バーはどこかと尋ねる。オスマンは彼女がスパルタン-019のIDバッジをつけていたら彼の振る舞いはもっと違っただろうと考え、知らないと答えてそれ以上のなれ合いを避けた。

シドニーでは、ODSTのマル・ガフィン二等軍曹とバズ・ベロイ伍長がパランゴンスキー中将との面会前に、戦死した同僚エマニュエル・バラカット との約束を果たすためにパルテノン・バーを探していた。 途中破壊された建物や道路を眺めながら、人間とサンヘイリ双方に生じた膨大な死者数を勘案すると、和平ははたして可能なのか議論する。バーの場所につくがそこにはクレーターと数人の建設業者がいるのみで、建設作業員からもらったボトルジュースで乾杯する。その後タクシーでONI施設ブラヴォー6へ向かった。

マイクロ・ダイソン・スフィア内で、ハルゼイ博士たちはトカゲの一種を発見するが、肉の少なさにがっかりする。また様々な植物も見つけ、受粉のために小動物や昆虫がいるはずだと推測する。後に甲虫の発見によりこの推測は確証された。さらに重要なことに、ボトル大の黒いシリンダー状の物体が彼らを観察していることに気付く。しかしそれは捕獲しようとする彼れらから逃げ、俊足のケリー-087でも捕まえられなかった。

Chapter 2編集

地球では、密会から戻ったオスマンがパランゴスキー提督との会議を待っていた。入室を許可されたオスマンはパランゴスキーの私用AI: ブラックボックス(BB)と対面する。パランゴスキーのオフィスにつくと彼らは惑星オニキスでの出来事について議論し始める。パランゴスキーはハルゼイ博士の死亡説に疑問を唱えた。UNSCコルヴェット艦グラモルガンが回収した情報を見せ、カート・アンブローズからの信号が彼の死を確証していることを示す。次に同地で一連の出来事を目撃していたUNSC ダスクからの報告書で、ハルゼイ博士によるケリー-087の拉致、フッド卿に対するスパルタンIIブルー・チームのオニキス派遣要請の詳細を確認し、彼女がなんらかのフォアランナーテクノロジーを使用したのだ述べる。パランゴスキーはハルゼイ博士の行為に対する怒りを公言した。オスマンはキロ-5と名付けられたチームを率いてオニキスへ向かう可能性を考える。パランゴスキーはサンヘイリに対する任務が最優先事項であり、新たな発見がなければオニキスへ向かう必要はないとする。パランゴスキーはキロ-5メンバーの状況をBBに尋ねる。BBはマル・ガフィン二等軍曹、リアン・デベロー軍曹、バズ・ベロイ伍長、エヴァン・フィリップス博士、スパルタンナオミ-010 らは皆ブリーフィングの準備ができていると述べ、これを聞いたパランゴスキーはBBの指揮権をオスマンに委ねた。

サンヘイリの故郷サンヘリオスでは、元シップマスターの ジュール・ムダマが、人類撲滅のための再武装と食糧の安定供給のどちらを優先すべきかをめぐって妻ライアと議論していた。アービターの演説を聞くために会話を辞め、ムダマ一族の本家(Keep)へ向かうことにする。ムダマの補佐でありドライバーのギュセイと会い、彼のレヴナントでカイドン(首領)のKeepへ行く。keepにて自分の席に着くと、友人のシップマスターフォーゼが彼に話しかける。フォーゼはサンヘイリ評議会の意思決定速度について不満を口にし、ムダマは評議会の必要性に疑問を抱いた。彼らの会話はカイドンレヴ・ムダマアービターの入場によって終わる。アービターは統一と協調、そして独立の再獲得を訴えた。彼はまたサンヘイリの現状を生み出した原因を、人間よりもコヴナントの分裂に求めた。ムダマはすぐに「人類が油断している間に彼らを殲滅すべきだ」と反論する。アービターは「サンヘイリは人類に勝利したわけではなく、安定を選ぶ代わりに再び戦いを挑むのは愚かだ」と述べる。そして人類との和平合意に署名する意図を表明した。ムダマは再び人類を嘘吐きの盗人であるとして反対する。アービターは名誉に値する人間もおり、自分の行動を貫徹するつもりだと繰り返す。そして自分に同意しない者は、サンヘイリの慣習に従い、自分の暗殺を試ればよいと述べた。

地球では、マル二等軍曹とバズ伍長が通路を歩きながら何のために呼ばれたのか話あっていた。部屋の中でリアン軍曹、ナオミ-010兵曹、オスマン大佐、フィリップス博士、パランゴスキー提督と出会う。パランゴスキーは彼らが納得するかもしれないし、しないかもしれないとした上で任務の目的を明らかにする。彼女はUNSCがとどめを刺す準備ができるまでに、サンヘイリの社会に内紛と不和をつくり出すつもりだと言う。彼女は続けて情報の不足とフィリップス教授の役割、彼らが使用するコルベット艦ポート・スタンリーについて説明し、チームにAI:ブラックボックスを紹介した。マルはBBに「蝶つがい頭の星」に連れていくよう熱心に頼み、キロ-5メンバーの気持ちを代表した。

Chapter 3編集

シールドワールド内では、ハルゼイ博士たちがフォアランナーのタワーへの入り口を発見し、シリンダー状物体に遭遇する。今度はケリーがこれを捕獲し、ハルゼイ博士はこれが偵察用ドローンではないかと推測する。タワー内にてルーシー-B091は未確認生物が動くのを聞く。ハルゼイ博士は自分たちが最初にタワーの入り口をみつけたにも関わらず、中に何かいるのはありえるのだろうかと考える。メンデズは自分たちは単に入り口をみつけただけで、最初の訪問者ではないのだと指摘する。

太陽系ではポート・スタンリーがスリップスペースジャンプの準備をしていた。オスマン大佐は自分の艦長としての力量に疑問を持つが、パランゴスキー提督が寄せる信頼に自信を持つ。BBは艦の状況報告をするとナオミ-10に正体を明かさないのかと尋ねる。ナオミ-10はずっとオスマンを思い出せずにもやもやしていた。ナオミ-10がブリッジに入ると、セリン・オスマンは彼女に自分の経歴を話す。数分後、ODST隊員とフィリップスが到着し、軽い会話の後ジャンプにそなえてベルトを締める。ジャンプの直前、ポート・スタンリーにデータ通信が入る。BBはこれを保存しジャンプを開始する。オスマンは酔いによる吐き気を感じたが、これを抑えて先ほどの通信についてBBに訊く。通信は惑星ヴェネツィア付近でリアクターのトラブルに見舞われた警備艦UNSC アリアドネのものだった。ヴェネツィアはアリアドネ乗員の上陸要請を拒んでいた。ヴェネツィアには反乱軍が確認されており、ジャンプ後に他のUNSC艦が救助に向かっているか確認することにする。バズは「蝶つがい頭がまたヴェネツィアに訪問すればいいのに」とぼやく。

サンヘリオスではムダマがムダマ一族のカイドンと、アービターによる人間との同盟の是非について話し合う。カイドンがアービターへの消極的賛成を表明すると、ムダマはアービターへの反乱を考えながらベカンへ歩いて帰る。自分のkeepへ戻ると妻のライアと食事し、見張りの塔へ登った。塔の上で爆発音をがし、リロンが自分の土地にあるフォアランナーの建造物を壊したのに気付く。翌朝、ベカンのkeepは"留まる真実の僕 (Neru Pe 'Odosima)"に襲撃される。ムダマはそこでリロンジャラムの兄弟が即席のやぐらにつるさて殺されているのを見つける。リロンの首にかけられた板には「冒涜者を生かしはしない。神は信心への回帰を求めている。真実は留まる(Truth abides)。」と書かれていた。ムダマはアービターへの反乱に"留まる真実の僕" の助けを借りることを思いつく。

Chapter 4編集

フォアランナーの建造物を探索中、ルーシー-B091は真っ暗な通路でトルペード作戦のトラウマを思い出し、パニックに陥る。HUD上で彼女のバイオサインの乱れを確認したトム-B292、オリヴィア、マーク、アッシュは、彼女を落ち着かせる。ハルゼイ博士は制御盤を発見し、何らかの保存状態をコントロールするものだろうと推測する。ルーシー-B091は先ほどの未確認生物が襲ってこないか心配する。自分が大丈夫であると自他に示すため、トム-B292の制止を聞かずに一人で通路の探索に出てしまう。暗闇の中で壁に寄り掛かろうとしたところ、彼女の体は壁をすり抜け落下する。ヘルメットが外れて他のメンバーとの通信も途切れてしまった。

ポート・スタンリーのバズは、ナオミ-010とコブナント武器をクレートに詰める作業をしていた。武器には追跡タグが埋め込まれており、テルカムへ供与した後の行方がわかる。バズは細工がばれないか心配する。ナオミ-010はコブナント解体後、供給網が寸断されてサンヘイリは深刻な物資不足にあるので気にしないだろうと説明する。ナオミ-010と会話するバズは、UNSCがPRする畏怖の対象としてのスパルタンというより、何か「変」な印象を彼女から受ける。ナオミ-010の外観はロシア民話に登場する鬼婆を想起させたが、カジュアルに話す様子に仲間意識が芽生える。フィリップスの元へ寄ったバズは、サンヘイリをどう思っているのか尋ねる。フィリップスは「彼らは魅力的である」としながらも、任務の意義に納得しているようだ。BBがブリーフィングを告知しに現れたのを機に、2人はBBが艦内のあらゆる事象を把握していることに対する困惑と、彼のアヴァターが人型ではなく立方体であることに関する疑問を口にする。降下艇にクレートを積んでいたマルは、ナオミ-010がオスマンとの関係について何か言っていたかバズに尋ねる。マルは、ナオミ-010がオスマンを思い出せずに怪訝な目で見ていたのを不思議に思っていた。BBに聞かれることを心配したバズはマルに黙るように促すが、オスマンが来る。オスマンはODST3人とフィリップスに、彼女が14歳までスパルタンIIとして訓練の中におりナオミ-010と面識があったことを話す。その後マルはBBに、自分たちの無駄話を一々盗聴してオスマンに報告するつもりなのかと訊く。BBは自分たちは家族のようなものであり、必要なことはオスマンに伝えると言う。そしてバズに対し、人間のホログラムを採用しないのはそれが「貧乏くさい」からだと答えた。

2時間後コルヴェットがブルーネル星系に着くと、BBは通信を集める。パランゴスキーよりバズとマルがいた中隊の仲間からのメッセージが届く。ナオミ-010はジョン-117とハルゼイ博士の新たな消息がないか尋ねる。BBはマスターチーフ発見の望みは薄いと答え、オスマンはハルゼイ博士はリーチで死んだと言う。オスマンはONIのエージェントで顔馴染みのマイク・スペンサーとコンタクトをとる。スペンサーは元採掘惑星リイネスの通信監視ステーションに一人で駐留しており、ジャッカルの情報屋と週一で掃除に来るグラント以外に2年間誰とも会っていないという。オスマンはスペンサーに、危険の増加を理由に彼を回収し監視任務を引き継ぐつもりだと告げた。その後テルカムと通信し、ニューラネリーで武器を引き渡すことにする。

Chapter 5 ~ 11編集

格納庫のような場所を探索していたルーシー-B091は誤ってエンジニアを射殺してしまう。未確認生物の正体は、フォアランナーがシールドワールド管理のため配置したエンジニアだった。カタナ・チームをスリップスペースフィールド・ポッドに入れたのも彼らだ。さらに数体のエンジニアが来ると、ルーシー-B091は武器をしまって敵意がないことを示す。彼らとのコミュニケーションを図るが声が出ない。外では残りのグループが手分けしてシールドワールド内を捜索していた。スパルタン計画の倫理性について自問するメンデズ曹長とハルゼイ博士の関係が悪化し、フレデリック-104は心配する。メンデズ曹長は計画を主導したハルゼイ博士に対する嫌悪を隠さなくなる。また彼女がスパルタンIIIの能力を疑問視する姿勢にも苛立ち始める。一方のハルゼイ博士は、メンデズ曹長が自分の政敵であるジェイムズ・アッカーソンスパルタンIII計画に協力していたこと、同じ穴の狢であるはずなのに自分を責める姿勢に不満をもつ。一向はフォアランナーの都市をみつけるが、建物があるだけで生活の痕跡や利用可能な物資は一切ない。建物の中でメンデズ曹長はフレデリック-104に、「スパルタンに徴収されなければ送れていたであろう人生を考えて、不公平感を覚えることはないか」と問う。フレデリック-104は「自分の故郷は恐らくガラス化されており、自分のポテンシャルを活かす人生を得られたので大丈夫だ」と答えた。その頃、エンジニアの一体がルーシー-B091に興味を示しパネルを用いて筆談を始める。プローン・トゥ・ドリフトと名乗るエンジニアに、ルーシー-B091は仲間を射殺したことを詫びる。彼女はシールドワールド内では通常空間より時間の経過が遅いことを知らされる。プローンがダイソン・スフィア外部の通常時空の情報にアクセスできることを知ると、通信させてくれるよう頼むが、断られた。プローンはルーシー-B091の声を直そうとするが異常を見つけらず、ルーシー-B091に原因を聞く。ルーシー-B091は家族や戦友を守れなかった悲しみをプローンに吐露し、仲間の元へ連れて行くよう頼む。プローンは当初消極的であったが、ルーシー-B091は誰にも彼に危害を加えさせないと約束する。

ニュー・ラネリーに到着するとキロ-5は地表に降り、武器を積んだトレイラーをワートホグで牽引して、指定場所へ向かう。 テルカムは部下のサンヘイリと数体のジラルハネイ(少数のブルートは大分裂後もエリートの配下にいた)を連れて待っていた。彼らはクレートを調べると追跡タグには言及せずに船へ運び、去って行った。キロ-5が撤収の準備をしている時、マルは人類の男を発見し拘束する。男はトム・ミューアを名乗り、ガラス化したニュー・ラネリーで一人生き延びていたという。男が見てはいけないものを見てしまったことに気付いたバズは、オスマンに男を殺さないよう促す。オスマンは迷った末、ミューアを連れていくが隔離しておくことにする。ポート・スタンリーにてオスマンはパランゴスキーから、ミランダ・キース中佐とジェイムズ・アッカーソン大佐の英雄的死が確証されたことを告げられる。パランゴスキーはスパルタンIV計画をアッカーソンに委ね、ハルゼイ博士に手伝わせるつもりだったと言う。ミューアを処分しなかった理由を尋ねられたオスマンは、チームとの関係を民間人殺しから始めたくないからだと答える。隔離されたミューアは執拗に先の取引の真相を訊く。オスマンは和平に向けて極秘裏に戦没者の遺体を交換しているのだと答えた。その後キロ-5はマイク・スペンサーを回収するため、リイネスへ向かう。撤収前、物資を漁っていたジャッカルの集団に囲まれ、降下艇を渡すよう要求される。これが銃撃戦に発展し、ジャッカルを全員射殺する。オスマンは役に立つかもしれないと考え、ジャッカルの死体を持って帰るようマルとバズに命じた。6時間後、ポート・スタンリーはスペンサーとミューアを駆逐艦モンテ・カッシーノへ引き渡すため、ヴェネツィア付近へジャンプした。UNSC モンテ・カッシーノは事故を起こした警備艇アリアドネの救援へ向かっていたがスリップスペースジャンプの不正確さ故、到着が遅れているという。ヴェネツィアは未だアリアドネ乗員の避難要請を拒んでいた。ポート・スタンリーはアリアドネから2時間の距離に着き、モニターで視認する。しかし救助は間に合わず警備艇のリアクターは爆発した。

ライアはコヴナント統合前の記録を元に、食糧生産を再建しようとしていた。彼女はムダマが「退屈」に駆られて何か企んでいるのに気付くが、人類との恒久的和平は不可能と理解を示す。ムダマとフォーゼは狂信的な僧侶に不安を抱きながらも、留まる真実の僕と接触するためにオントムへ向かう。現地にて彼らはフォアランナーの寺院を見つける。迎えるテルカムに協力したい旨を告げると、受け入れられた。その後戦艦が必要と考えた彼らは、シップマスターのブラン達とAanrar Shipyardへ向かう。ブランが以前指揮していたフリゲートアンフリンチング・リゾーブを盗みだし、ベカン付近の採石場に隠した。アービターに対するクーデターが静かに動き出す。

アリアドネの残骸のなか生存者を捜索するモンテ・カッシーノは、ヴェネツィアから領海侵犯の警告を受ける。ヴェネツィアからコヴナントの38式対空砲が発射される。攻撃をかわしたモンテ・カッシーノは応戦し、対空砲を破壊する。モンテ・カッシーノの副長は対空砲の出所を心配するが、スペンサーとミューアを乗せて地球へ向かった。オスマンはヴェネツィアを、サンヘイリの次に対処すべき事案であると考える。その後ポート・スタンリーはサンヘリオス付近に移動した。マル、バズ、フィリップスは、リアンがナオミ-010のミョルニル・アーマー Mk. VIIアーマー装着を手伝うのを見物する。やってきたオスマンは、フィリップスの質問をきっかけにスパルタンII・III計画の内実を話す。バズ達は児童誘拐や増強手術に不快感を覚えると同時に、何故オスマンが長年の機密を自分たちに話すのか不思議に思う。BBがジラルハネイの通信を傍受し、輸送船ピエティがエンジニアを積んでサンヘリオスのムダマ州へ向かっていることを発見した。オスマンはエンジニアを重要な資産と考え、ピエティを襲撃しエンジニアを手に入れようと決める。リアンが降下艇でピエティをポート・スタンリーのハンガーに引きずり込み、ナオミ-010、マル、バズらが突入する。戦闘の末6体のブルートを排除し、リクワイアズ・アドジャストメントという名のエンジニアを確保した。ピエティに積まれた武器の中に、追跡タグがついたものが4つあった。船のデータにはヴェネツィア付近のジャッカルとの通信記録があった。オスマンは不信を煽るため、ピエティにジャッカルの死体とUNSCの武器を残し、航路をムダマ州へ設定した。

Chapter 12 ~編集

サンヘリオスのベカンのキープ(keep)では、ムダマとテルカムがピエティの帰還を待つ。テルカムによればマヌスという 部下のジラルハネイと連絡が取れないという。マヌスはSerene Certaintyという船から回収したエンジニアを輸送してくる予定だった。1時間ほど遅れてピエティが到着する。中にはジラルハネイと、人間のライフルを持ったジャッカルの死体があった。エンジニアはおらず、ヴェネツィア付近のジャッカルとの通信記録がみつかる。二人はジャッカルへの怒りを募らせる。 その後、ジャッカルがピエティの航行データを見た可能性と、ベカンの一族に危険が及ぶことを懸念したムダマは、アンフリンチング・リゾーブ を採石場から移動しようと提案する。テルカムが武器を受け取っているという、ガラス化した惑星に船を移せないか尋ねる。しかしテルカムは武器の提供者の意向でそれはできないとする。また武器提供者の正体を頑なに明かそうとせず、受取に同行したいとのムダマの申し出を断る。テルカムが信用に値しないジャッカルと取引しているのではと不安を抱いたムダマは、次の武器受取に向かうテルカムの後をつける。ニュー・ラネリーに着いたムダマは、テルカムがUNSC人員から武器を受け取っているのを目撃する。その時彼は突然忍び寄っていたナオミ-010に襲撃され、捕えられてしまった。

皆がルーシーを捜索する中、彼女は遂にプローン・トゥ・ドリフトと共に砦(Citadel)から現れる。プローンはハルゼイのデータパッドを使って一行と意思疎通し、外の様子とフラッドの状況を尋ねる。また、ルーシーが先に落ちたフォアランナーのハンガーを見せた。このフラゴクは更にカタナ・チームの負傷は彼らには直せなかったために、チームをスリップスペース・ポッドに入れたと説明した。また彼はシールドワールド内の時間は通常より遅く進み、ノーマルスペースでの出来事を探知できるセンサーがあることも明らかにした。メンデズはUNSCとの通信を要求したがプローンはシールドワールドの近くにある存在が脅威でないとわかるまで、彼らは閉じこもっていなければならないと述べる。プローンが沈黙を守ることを主張し続けると、ハルゼイは苛立ってこのフラゴクを拳銃で脅す。これを見たルーシーは繰り返し"No!"と叫びながらハルゼイを殴り倒し、心的外傷後発話障害を克服した。メンデズがルーシーを抑え彼女を落ち着かせる間、スパルタン-II達はハルゼイが起きるのを助ける。メンデズとハルゼイがこの状況に関して口論を始めるがフレッドが間に入る。その後、プローンは戻るとコントロールパネルの使用を許可する。ハルゼイ博士が通信機器に向かって何度か話すと、パランゴスキー提督が応じた。

一方ポート・スタンリーでは、オスマンがテルカムに告げるか否か考えながらサンヘイリの捕虜を調べていた。リクワイアズ・アドジャストメントはジュールのボディアーマーからデータを抽出し、フィリップスがオスマンにサンヘイリの名前・出身を告げ、彼がテルカムに知られていることを発見する。フィリップスは反抗的なジュールを尋問し始め、情報を吐かなければ恥をかかすと脅すが、ジュールは抵抗する。その後オスマンはクルーにテレンス・フッド元帥がアービターとの会談のためヴァダムへ行くのに彼らは付き添うと通達する。更にその後オニキスへ向かいハルゼイ博士を逮捕する予定だ。キロ・ファイブはUNSCイケニ上でフッド元帥と会い、サンヘリオスのヴァダムへと向かう。フッドとアービターは和平と対処すべき問題について議論する。アービターはフィリップスに興味を示し、停戦が実現したらサンヘリオスを見て回りに戻ってきていいと言う。フッドはアービターを戦没者追悼式典に招待し、ゼルはこれを受け入れた。

ダイソンスフィア内部ではハルゼイ博士がパランゴスキーと内外の状況について話し、ハルゼイはパランゴスキーにフォアランナーのテクノロジーが手に入ると告げる。パランゴスキーはハルゼイにマスターチーフとコルタナが行方不明で、彼女の娘が戦死したと知らせる。その後プローンと他のフラゴクは彼らがスフィアに残った後もハルゼイがフォアランナーのアーティファクトを扱うのを助けられるように、新たに3体のエンジニアを造った。プローンはそれからシールドワールドのノーマルスペースに移すことに同意した。メンデズはパランゴスキーにこのシールドワールドを「アンブローズ」と呼ぶよう要請したが、ハルゼイ博士はカート・アンブローズの本当の姓に敬意を表して「トレヴィルヤン」としようと主張した。

数分後、UNSCポート・スタンリーとUNSCグラモーガン、それと2隻の補助船:ベルアイルダニーデンがスリップスペース異常の近辺で合流する。シールドワールドがノーマルスペースへと拡張し、キロ・ファイブがスフィアに入る。オスマンは直ちにハルゼイを拘束する。オスマンはスパルタン達に彼らはデブリーフィングのためにシドニーへ向い、ハルゼイはコンプトン・ホールが到着次第そちらに移されるだろうと告げる。ジュールはポート・スタンリーから降ろされ、今はONI研究施設トレヴィルヤンと呼ばれるシールドワールドに移送され、マグヌッセン博士に挨拶される。ポート・スタンリーではナオミが自分の身元レコードを見る勇気がないのでバズに見てくれと頼む。バズは彼女の母親がナオミのクローンの死後自殺し、父親はクローンが娘でないと信じていたことを知る。憎しみにかられたバズはハルゼイを殺そうと彼女の小部屋に近づくが、BBが彼に離れるよう説得した。

数日後、キロ・ファイブはヴォイでの戦没者追悼式典に参列していた。パランゴスキーはオスマンと、フィリップスがサンヘリオスに潜入していることについて話し、スペンサーをヴェネツィアに潜入させていることも知らせた。そしてオスマンは来月准将に任命され彼女の後継者となるだろうと告げる。その後パランゴスキーの指示に従い、BBはオスマンにインフィニティという計画を示す。一方、ヴァダムに到着したフィリップスはアービターに迎えられる。フィリップスは最古の都市の見学をゼルに希望し、認められる。出発するなりフィリップスは土地のいたるところがガラス化しているのに気づき、サンヘイリの間で戦闘があったことを知らされる。

ステーション・イワノフに拘留されたキャサリン・ハルゼイは、パランゴスキーに尋問されていた。パランゴスキーは先ず自分がそうでないと言わない限り、他のUNSC人員にとってハルゼイは死んでいると言う。そしてスパルタン計画で使用されたクローンについてハルゼイが嘘をついたことを非難し、両者は激しい口論に入る。パランゴスキーはまた自分がハルゼイの日記を手に入れ、新たなスパルタン計画を始動させていると告げる。去る前に彼女はハルゼイに彼女の名前と墓碑文が書かれた銘板の写真を手渡した。

ポート・スタンリーはヴェネツィアに向かい、マルとバズは変装して地上に降りスペンサーと会う。ニュー・タインにあるスペンサーの隠れ家で、彼は惑星で活動する全ての反乱軍指導者の写真を見せる。写真を見回すバズはナオミの父親をその中に見つける。その頃オントムではサンヘイリの群衆がフィリップスの周りに集まり、彼がサンヘイリ語を話せることやアラムと呼ばれるパズルを解けることに驚いていた。フィリップスがまたアラムを解くと、中に留まる真実の僕からの警告が入っていた。突然テルカムがフィリップスを寺院の入り口へと連れていく。テルカムはフィリップスに警告し、ジュールについて何か知っていないか聞く。しかしフィリップスは彼を知らないと答える。突然近くで二つの爆発が起こり、フィリップスのカメラフィードが途絶えた。オスマンは直ちにリアン・デベローに残りの分隊員をヴェネツィアから回収するよう命令し、船をサンヘリオスへのスリップスペースジャンプに備えさせた。

雑学 編集

  • "glasslands"とは作品世界中で戦争中ガラス化された人類植民惑星を指す言葉である。[4]
  • The cover of the novel was illustrated by former Bungie concept artist Eddie Smith.[5]
  • カレン・トラヴィスがRed vs. BlueのファンであるためにHalo: Glasslandsには同作がらみのイースターエッグが登場する。[6] それらには以下のものが含まれる。Blax-Boxが"Yoink"と言う。ODSTの一員がサンヘイリが"Blarg"と言ったと思った。サンヘイリが"Phillips"を AI: F.I.L.S.Sと同じ発音の"Phyllis"と発音する。
  • An excerpt of the novel's first chapter was released in the September 2011 issue of Official Xbox Magazine. The excerpt was then republished on Tor's official website.[7] An excerpt of the novel's second chapter was released on October 12's Halo Bulletin on Halo Waypoint.[8]

Sources編集

  1. Karen Traviss Blog — Master Chief insists
  2. Halo Portal — Bestselling Author Karen Traviss Set To Explore The Halo Universe
  3. Halo: Glasslands back cover
  4. Halo: Glasslands, pages 113, 267
  5. halo.bungie.org: Re: Might be my favorite cover.
  6. IGN, Halo Universe Fiction - Halofest
  7. Tor.com - Halo: Glasslands excerpt, Chapter 1
  8. Halo Waypoint - Halo: Glasslands excerpt, Chapter 2

Related Pages編集

Internal編集

External編集

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