Key Ship

フォアランナー･ドレッドノートとして知られる、恐らく最後のキーシップ

“遠隔操作で自分のキーシップ全てを破壊しました。これでアークへは到達できなくなりました。ですが、それは彼らも同じこと。”

— ライブラリアン からウル-ダイダクトへの通信

キーシップ はフォアランナー 海軍艦艇の1種類で、対フラッド戦争時に使用されていた。

アークとアルファヘイローBにあったターミナルの記述によるとこのフォアランナー艦艇はアークへ通ずるポータルを開く鍵として使われる。ただ、この船がフラッドの手に渡った場合アークにまで敵が到達しかねなかった。フォアランナーたちはこれを遠隔操作で破壊できるようにしており、ライブラリアンがフラッドのアーク侵入を阻止するために残っていたキーシップを撃沈した。

歴史

フォアランナー-フラッド戦争

対フラッド戦争が始まって以降多くの艦隊でキーシップは運用されていた。その多くがライブラリアンの指揮下に付き、アークへ向かうポータルの完成に必要な存在であるとされた。もしライブラリアンがアークへ向かう必要に迫られた場合、キーシップに乗り込みアークへ向かうのだ。しかし、彼女はヘイローアレイ起動の際にフラッドの手に渡ることを恐れ残っていたキーシップを破壊させたのである。

戦争が終わるまでの79年間にキーシップは対フラッドの最前線に投入される。 残っていた多くのキーシップはマジノスフィア攻防戦に投入され、ウル-ダイダクト指揮下のキーシップはスリップスペースの亀裂を利用しフラッド艦隊を破壊していったのである。

再生の鍵

複数のキーシップが起動し宇宙へ向かう

キーシップはフォアランナーの"種族の保全対策"には欠かせない存在であった。ヘイローアレイの起動直前に彼らが見つけた種族を保護するため、DNAと生きた標本を、アークへ輸送することでヘイローアレイ起動やフラッドによる全生命体の絶滅を防いだのである。

遺産

フォアランナーAI メディカント･バイアスが使用していた跡がとあるキーシップに残されていた。プロフェット族はこれを発見し、故郷へ移送する。2552年にフォアランナー･ドレッドノートと呼ばれるようになり、コヴナントの首都ハイチャリティに電力を供給する重要なエネルギー源として使用されていた。第9世代の終わりに真実の預言者はドレッドノートを起動しハイチャリティを脱出、地球のポータルを経由しアークへと向かう。恐らくこの艦はアルファヘイローBの自爆によるアークの崩壊に巻き込まれ、失われたであろう。

登場または言及された作品

• Halo 2 (First appearance)
• Halo 3
• Halo: Contact Harvest
• Halo Legends
  • Origins