Maginot Sphere

マジノ線（別名マジノスフィア）は、フォアランナーのコアワールドを保護するフォアランナーの最重要防衛線であった。この防衛線は、フラッドに感染していないフォアランナーの保護に使用された。

正確な場所はまったく判明していない。しかし、Halo 3 ターミナルから得られる記録から、地球は防衛線の外に存在したことは判明しており、ライブラリアンの訪問を受け、彼女の最後の地となっている。

フラッドが防衛線に攻撃を開始した際、双方に甚大な損害をもたらした。そして、フォアランナー AI メディカントバイアスによって導かれたフラッドの総攻撃が、すべてが終わる直前に始まった。 対フラッドの主要な防衛線と位置づけられていたと思われ、ヘイローの起動と同時に完全に崩壊した。

崩壊までの非常に長い期間、ダイダクトがマジノ線で防衛任務に就いていたと考えられており、ダイダクトと彼らの艦隊がライブラリアンを保護することができる領域まで退避するよう繰り返し要請していた。フラッドが防衛線外部の全世界を破壊しつくしたという確証は全くない。ライブラリアンは最後まで防衛線外部に留まり、ヘイローエフェクトの到来と共に例外なく消滅した様だ。

マジノスフィアを通過するためには、キーシップが必要とされた。もしキーシップが無い場合、現地を守る防護艦隊又は別の無人兵器が侵入する艦船に対して攻撃を加えてでも阻止しようとした可能性が高い。

インストレーションライン 1-4

インストレーションライン1-4はこの防護線の一部であった可能性がある。対フラッド用の対応策としてスリップスペースへ直接攻撃を仕掛ける無人兵器を使って守りを固めていたためである。

雑学

• マジノ線は防備の第二次世界大戦フランスの防衛線であった。そして、ドイツから予想された攻撃を撃退するはずだった。しかしドイツ軍戦車部隊は防備がまったく薄い地域から攻撃を開始した為にマジノ線は完全に無力化、フランスは瞬く間に占領された。1944年に北フランスに上陸した連合軍がドイツ領内への侵攻を阻止するためにドイツ軍部隊が同線に留まって抵抗しようとした。しかし連合軍はそれを迂回してしまった。