Office of Naval Intelligence Directive 930

“スパルタンは死なないさ、ジョージ。行方不明になるのさ。”

— カーターA259

“スパルタンは、不死身なんだろう?”

— 尋問官がハルゼイに対して聞く

ONI Directive 930はUNSCが SPARTAN-II 部隊に関する報告の規制を定めたものであった。後にSPARTAN-IIIにも適応された。

背景

UNSCはSPARTAN-II計画を公にした時、海軍情報局はスパルタンの損失を報道した場合、士気が大幅に乱れることを懸念した。これを防ぐ為に、ONI第2セクションは如何なる場合でもスパルタンが戦死した場合"KIA"ではなく、"行方不明"であると改ざんして報告しなければならないと定めた。これによって、"スパルタンは決して死なない"という神話を作り出そうとしたのであった。コヴナントは(大体はプロフェット族) スパルタン達は"悪魔"と呼んで恐れていた。何でも、スパルタン1名のためだけに数千の歩兵が犠牲になる事例があったためであった。

プロトコル

Office of Naval Intelligence Section Two Directive 930

UNSC部隊の士気を維持することを目的とし、スパルタンが戦死しても必ず行方不明 (MIA)又は負傷 (WIA)と記載して報告すること。戦死(KIA)とは記載してはならない。

SPARTAN-IIIへの適応

SPARTAN-II カート051 は2名のSPARTAN-IIIが犠牲になった際MIAとして処理した。 "'戦死'したスパルタンは存在しない"という考えからだった。 大体の場合では、SPARTAN-III計画の被験者達が犠牲になった場合UNSC内部に与える影響を考慮してスパルタンIIに順ずる対応を取らざるを得なかった様である。

雑学

• ジョン-117は戦後KIAであると多くの人に思われていた。
• 彼らSPARTANは伝統的にMIAとして処理されてきたのでおかしい話ではあった。
  • ただ、ヒルサイドのメモリアルにはジョンは行方不明者として記されていた。