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- “あのMACガンならコヴナントの主力艦でさえイチコロだ”— Avery Johnson
Orbital Defense Platform は比較的大きなUNSC宇宙ステーションである。
このステーションはとくに重要な惑星(インナーコロニー)の防備を強化する目的で、惑星の静止軌道上に建造される。大抵が2~5基のODPがクラスターとして纏められ、大規模な敵との戦闘に投入される。各ステーションは設備が整っており、大型のCICを備えている。ODPが使用された戦闘の例として地球攻防戦がある。[1]
設備[]
内部は非常に広く、床から天井まではある程度高く、緑地や兵器庫、ハンガーそして移動用のモノレールまで設営されている。ステーションにはフリゲート艦が2隻係留できる。[2]
武装[]
主力兵装はMk. V "スーパー" MACガンである。コヴナント軍旗艦に甚大なる被害を与えるほどの威力を有する。3,000トンの重量の砲弾を高速で発射するためである。この1発の射撃で、敵のシールドを貫通する程の恐ろしい威力を秘めている。[2]
発電機[]
軌道防衛グリットには、それ自身に発電設備は存在しない。代わりに地上に存在する。これを破壊されると、M.A.Cは機能停止状態に陥り、強力な砲撃が不可能になる、ただの標的になり下がる。その悲惨な事態に陥ったのは惑星リーチであった。侵略軍は多数の地上軍を投入し、発電機をすべて吹き飛ばした。これにより軌道防衛グリットはすべて停止し、プラズマ魚雷によって次々と破壊されていったのであった。
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配備[]
惑星リーチ[]
2552年8月までに惑星リーチには20基のODPがあった。早いものでは2527年に建造された。[3] リーチ攻防戦中、海兵隊とスパルタンは発電施設の防衛を行ったが、完全に失敗し全ての発電機を破壊された。これによって全てのM.A.Cが機能停止状態に陥った。その結果、抵抗する術も無いままに次々と破壊されてしまった。[4].
惑星地球[]
コヴナント戦争の大規模な拡大によって地球の防衛そのものも厳重化された。惑星リーチが攻撃を受けている間、防衛準備は全くできていなかった。[5]2552年10月には300基のODPが地球軌道上に配備された。それぞれのODPには防衛担当区域の都市・地名がつけられていた。
これらの防衛グリットの内アテネ、マルタはコヴナント強襲部隊が設置した爆弾によって内部から破壊されてしまった。カイロも破壊される寸前であったが、起爆寸前の爆弾をジョン-117とコルタナの二人が停止させ、ステーション崩壊を阻止した。
そして、11月には真実の預言者が乗るドレッドノートが地球防衛線に突入した。この際に残存のODPは放棄又は破棄されたとみられる。
2557年に残存するODPがUNSC戦闘集団と共にダイダクト艦マントル・アプローチを迎撃したがスーパーM.A.Cは効果がなかった。結局はUNSC インフィニティの主砲一斉射撃によって何とか損傷させた。
知られているODP[]
- ステーション アテネ UNSCDF-ODA144 (大破)
- ステーション カイロ UNSCDF-ODA142 (甚大な被害)
- ステーション マルタ UNSCDF-ODA143 (大破)
- ステーション ナッソー (不明)
情報源[]
- ↑ Halo 2, ステーションカイロ(レベル)
- ↑ 2.0 2.1 Halo 2, 武器庫(レベル), Cutscene
- ↑ Halo: Evolutions - Essential Tales of the Halo Universe, page 50
- ↑ Halo: The Fall of Reach, page reference needed
- ↑ Halo: First Strike, page 104