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閾値の争い リーチ攻防

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エリダヌス・セクンドゥスの虐殺

リーチ強襲
Conflict:

コヴナント戦争

Date:

2552年 9月7日

Place:

惑星リーチ

Outcome:

UNSCの戦略的勝利

  • S-117と他のスパルタンII兵士、ハルセイ博士の救出に成功。
  • コルタナによってリーチ周辺の艦隊に多大な損害を与えた。
  • フォアランナークリスタルをUNSCが奪取。
Belligerents

UNSC

コヴナント帝国

Commanders

不明

Strength

20隻以上の大型艦,100機以上の小型機,1000名以上の兵士(サンヘイリ, レクゴロ, キグヤー, アンゴイ), シャードタレット

Casualties
  • 4名のスパルタンSPARTAN-IIs:アントン,リー,アイサック,ヴィン
  • ペリカン降下艇とパイロット
  • Ascendant Justice、被害甚大

5隻の艦艇、地上軍多数等

  [Source]

リーチ強襲アルファヘイロー事件で生き残ったUNSCの兵士たちが放棄された後のリーチまで戻り、生き残りを収容してUNSC制御領域に戻ろうとした戦いであった。

この戦闘でコヴナントに与えたダメージも大きかったが、UNSCもまた多大な損失を被った。貴重なスパルタン部隊を4名も失い、さらにアルファヘイローで捕獲した戦艦アセンダント・ジャスティスも大損害を受けてしまったのである。

背景編集

ゼロフォーの生存者編集

彼らはコヴナントの戦艦Ascendant Justice を占拠、次にどうするか計画を立てていた。そこで引っかかるのはコール議定書の存在であった。

また、彼らは奪ったこの戦艦のシステムを徹底的に調査しコヴナントにこの戦艦がUNSCの手にあることを悟られないように偽装を施すと共にトラッキングデバイスを黙らせる必要があった。

生存者たちは、惑星リーチへ向かうことを決定した。それには以下の理由があった。:

  1. リーチはすでにコヴナントに破壊され、コール議定書違反にはなっていないこと。
  2. リーチ攻防の際に破壊された幾つかのUNSC艦艇が存在するであろう事。上手くいけば機能する艦艇を奪取できるかもしれなかった。
  3. 生存者が居る可能性があるということ。

コヴナント編集

作戦中、コヴナント軍はガラス化をもって惑星を焦土にする計画を実行した。しかし、フォアランナーの遺産であるフォアランナークリスタル・・彼らが言う"聖なる光"と呼ぶ存在が眠るONI キャッスル基地のみは焦土の対象から外れ、惑星に存在することになる。

ウィットコム中将編集

リーチ攻防中、3名のスパルタン (リー, グラース,アントン)はウィットコム 中将 の支援に向かい、NOVA 爆弾 を起爆させるなどしてリーチで激しく抵抗していた。

しかし、軌道上に脱出する術が無くリーチに取り残されたままであった。

ハルセイ博士編集

キャッスル基地地下の遺跡にこもる彼女は、5名のスパルタン(フレッド, ケリー, ウィル, ヴィン,アイサック)と共にいた。彼女たちはフォアランナーの遺物を渡すまいと抵抗していたが、やがて攻勢が強まりヴィンとアイサックが犠牲となり、残りは背後に後退して難を逃れるのであった。

戦闘編集

リーチへの到達編集

Ascendant Justiceは長い距離を飛行して[1] リーチへ到達した。惑星は無残にも焦土と化していた。多くの軌道ステーションが廃墟と化している中、不自然に惑星で1箇所だけガラス化の影響を受けていない箇所があるのを知った、ジョンたちはここに生存者が居るのではないかと睨んだ。

彼らはこの時点で艦がUNSCの手にあることを知られたくは無かったので一般的な応答を発した。そして、これによって13隻の重巡洋艦、軽巡洋艦と空母の存在を探知する。彼らはリーチ陥落後にそのまま残されていたUNSC艦の残骸を目撃したが、そんな中でマスターチーフはOly Oly Oxen Freeシグナルを受信する。スパルタンの生存者がこの惑星に居ることを示すのであった。

救援編集

ジョンは生存者が居ると確信し、コルタナは艦を惑星に向けて接近させた。彼らはコヴナントのパトロールルートの"穴"を利用して惑星に降下しようとしていた。

コルタナは早速幾つかのデータを解析し始めた。しかし、とんでもない事態になった。艦内に搭載されていたコヴナント AIが生存者達の全く想定していなかった行為を始めた為にこれを排除しなければならなかった。アセンダント・ジャスティスが捕獲されたことがついに知られてしまうのであった。

コヴナント軍は迅速にアセンダント・ジャスティスに向けて接近をはじめ、武器システムを起動しつつあった。コルタナは兵器システムのテストをここで実行することに決めた。その結果3隻のコヴナント艦を撃沈し、敵艦の離着陸用ベイに損傷を与えた。[2] しかし、これ以上交戦を続けるのは賢明な判断とはいえなかった。そこで彼女はイプシロン・エリダニ星系のオールド雲にジャンプし、そこに身を隠すことにした。

コヴナント側は惑星に対する輸送に疑問を抱いていた。が、彼らの迅速な検査によって何も疑われること無くUNSC 要員たちは惑星に降下できた。そして彼らは3名のスパルタン(アントングラースリー)とダンフォース・ウィットコム 中将達とインデペンデンス基地で合流できたのであった。その後彼らはリーチ攻防の際に知っていた情報を提供し合い、メナシテ山に生存者が居るかもしれないという判断に至り、ウィットコム中将も救出作戦を承認した。

山岳部編集

部隊は迎撃を受けることも無く安全にメナシテ山内に侵攻できた。彼らはコヴナント軍が作り出した発掘用トンネルを利用して内部に侵入し、フォアランナー構造体に達する。降下艇にはリーポラスキーウィットコムが搭乗し彼らをサポートする。そんな中で新たな道を掘削しようとしていた100名のコヴナント部隊とハルセイ博士ケリーフレッドウィルと遭遇した。

コヴナントが取り囲んでいた開口部はハルセイとスパルタンチームによって掃討された。[3] しかし、それも短時間で終わり新手のコヴナントが迫りつつあったのであった。

2匹のハンターが彼らを見つけて発砲した。この攻撃を受けてハルセイを護ろうと動いたケリーが重傷を負う。エリートはクリスタルを破損する疑いがあるという理由で、ハンターたちは同士討ちされてしまった。

ポラスキー達は負傷者を乗せて脱出に転じており、交戦には巻き込まれなかった。

コヴナント艦がクリスタルを奪取しようと接近し、重力リフトを起動させた。もし艦内に持ち込まれたらどうにもならなかったであろう。

突然フォアランナークリスタルが活性化し、脱出するための重力リフトを遮断してしまったのであった。

脱出編集

コルタナは地上戦の最中、UNSC艦隊の残骸の中に移動、まだ稼動可能な艦艇を捜索した。その結果UNSC ゲティスバーグを発見し、艦を接続させる。幸いな事に、コヴナントはコルタナの策によってアセンダント・ジャスティスが到着した事を知らず、UNSC軍とその降下艇に対する対応で手一杯な状態であったのだ。やがて2隻の艦艇の接続が完了し、両艦の反応器から電力を確保する事ができた。準備は整ったのであった。彼女はランデブーポイントへ向かうと共に新たなコヴナントの通信を傍受する。コヴナントはUNSC軍のリーチ到達直後より3倍の艦艇をリーチ周辺に展開させていた事、UNSC軍がフォアランナー・クリスタルを保持している事を確認した為UNSC軍に対する攻撃を中止するよう指令が下った事を知る。

コルタナがランデブーポイントに達したとき、コヴナントは驚いた。部隊を回収したのと共に二つの船の反応器から得られたエネルギーを利用し、スリップスペースドライブを起動させる。起動完了までに必要な電力は5秒後に貯まると見ていた。その間にコルタナによって2隻の敵艦を撃沈し、さらに4隻の巡洋艦に砲撃し時間を稼いだ。その後、スリップスペースに侵入し星系から脱出した。

スリップスペースの戦闘編集

彼らは脱出に成功したが、コヴナントはアセンダントジャスティス/ゲティスバーグのスリップスペース侵入を見逃すはずも無かった。コヴナント艦14隻が後を追ってスリップスペースに侵入し、追撃を始めた。しかし、何故かスリップスペースが安定しない。この異常な状況下での戦闘で、敵に対する砲撃を行ったが敵に当たる保障はなかった。そして、コヴナントもまたスリップスペース内で砲撃を行った。コルタナはこれを阻止する事ができずにいた。やがて、加熱プラズマがアセンダント・ジャスティスに重度の損傷を与え、周囲のコヴナント艦艇を何隻か吹き飛ばしたのであった。

ハルセイ博士はこの不安定さの元凶をフォアランナークリスタルにあると結論付けた。アセンダント・ジャスティス/ゲティスバーグ周囲が安定していたのは、その質量が理由であるとした。

軌道がランダムなプラズマの塊が飛び交う中、1隻の巡洋艦から放たれた3発のプラズマ弾がアセンダント・ジャスティスに迫り、2発目は船を掠めた。 3発目が迫ったとき、2基のプラズマタレットを準備させる。 この時、より重大な脅威はコヴナント艦からのプラズマ弾ではなく、今まで続くこの異常状態であった。余り長時間この状況に船をおくことは危険であった。

しかし、この時1ダースの巡洋艦を実空間へ戻すという案は撤回される。ウィットコムは敵艦の至近距離に接近し、タレットで砲撃する事を選んだ。これは自らも異常による影響を受けてしまう事に繋がる。 コルタナは戦う為、エンジンのパワーアップを図ろうとした。しかし、この時主機が爆発。エンジンが無効化されてしまう。この爆発がサボタージュによるものだと知るや、スパルタンとポラスキーは攻撃に対する反撃を行ったあと、主機を固定する為に向かった。

部隊は大きな障害も無く、主機に到達した。グレースはサボタージュの仮定を確認し、フレッドとグレースによって損傷部分の修復にあたり、残りの者は戦いに備えた。

スパルタンに対して攻撃の警報を受けたのと、プラズマボルトが飛んできたのはほぼ同時であった。アクティブカモフラージュをしたサンヘイリを確認したスパルタンとの間で銃撃戦になるが、直後に溶接機の作業は終わった。が、ポラスキーはプラズマ弾着弾に対する警告を発した。

コヴナントのエリートとポラスキー、リー、アントンは爆発に巻き込まれ死亡した。唯一ジョンは生き延び、意識を取り戻した。彼は船に彼らのテザーを取り付けさせる事でチームメイトを確保した。この時彼はメッセージをブリッジに送信する時間的余裕があったが、無意識状態に陥る前、仕事をしていた事を知らせていた。

この時点でコルタナは後5分間、アセンダント・ジャスティスは異常に耐えられるだろうと試算していた。コヴナント側はこの時点で3~5隻減っているであろうと判断した。ウィットコムは、この異常空間から脱する前に敵艦1~2隻を破壊したいと望んだ。

最初の艦はコルタナとウィットコムがローディングベイを加圧している状況下で破壊した。スパルタンの手によってコヴナント巡洋艦を損傷させ、衝突コースに進むよう指示を出した。コヴナント艦は異常なまでに砲撃を続けていたが、やがて敵艦に接近しゲティスバーグのラウンチベイのドアを吹き飛ばし、巡洋艦に直撃させる。至近距離での戦いの末、通常空間にあった巡洋艦を吹き飛ばした。

そして、破壊されたコヴナント艦の艦尾を利用してコヴナントの空母に突入する。シールドとラム両方を使用して衝突コースを進んだ。ミサイル攻撃を行い、敵空母はこれに応戦したが、重度の損傷を受けた。そして、ウィットコム提督はスリップスペースからの離脱を命じた。

余波編集

クリスタル編集

スリップスペースバブルによってゲティスバーグ-アセンダント-ジャスティスはUNSC領域とリーチから数光年離れてしまった。彼らのスリップスペース速度は、コヴナント艦の能力を遥かに越えていた。彼らが何処を進んだかを示し、コヴナントがこれを追撃できるであろうと見られたクリスタルが、スリップスペース内で高レベルの放射線を放出していたと判断した。後に破壊する為、ロックリア伍長の手に残された。

エリダヌス星系編集

コルタナがコヴナント内の通信を傍受した。これによれば、地球侵攻部隊がUnyielding Hierophantに集結しているという事実を伝えていた。このステーションの位置は、地球から遠く離れている事からリーチの生存者は地球へまず戻り、脅威に対する報告をすべきだと訴える。しかし、これを行うには修理を行う必要があるし、クリスタルを自らの位置から離れた場所に配置する必要もあり、コール議定書に定められたスリップスペースに関する条項を守らねばならなかった。

ジョン-117は最初の任務を完了したエリダヌス星系にある反乱軍基地へ向かってはどうかと言った。これが後にエリダヌス・セクンドゥスの虐殺へと繋がるのであった。

Sources編集

  1. Halo: First Strike, page 154
  2. Halo: First Strike, pages 171-172
  3. Halo: First Strike, page 189

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