第2次コヴナント戦争とは、コヴナント戦争終戦直後より散発的に発生していた、新たな紛争の事だ。
この戦争は初期こそはコヴナント戦争終戦と共にコヴナントの残党と統合地球政府の戦いであったが、やがて古の存在プロメシアンのウル-ダイダクト率いる軍勢がコヴナント軍残党に、ライブラリアン率いるライフワーカー陣営がUEG側に付く大規模な戦いになってしまった。
この対立は、はるか昔の旧人類とフォアランナーの戦争から引き起こされたものであった。
背景[]
新たな戦争(2554)[]
新たな戦いは、コヴナント戦争終戦直後から始まった。コヴナントの残党に属する一派が、UEGのコロニードラエトヘルスVに対する侵攻を始めたのであった。軌道上に存在するフォアランナーの兵器を確保することが目的であった事が後に判明している。
残党軍とプロメシアン(2557)[]
コヴナント軍残党の一派、ジュール・ムダマ率いるコヴナント軍が惑星レクイエムを発見し、数十万年の間眠っていたダイダクトを目覚めさせる。ダイダクトは人類に対する敵対心を抱いたままレクイエム内に閉じ込められていたのであった。目覚めたダイダクトは人類に対する攻撃を決意し、コヴナント残党軍と共に人類に対する攻撃を開始した。
丁度その時、UNSC インフィニティがレクイエムに不時着する事件が発生する。
人類への本格的攻撃(2557)[]
目覚めたダイダクトは不時着したインフィニティに残る重要情報の奪取を試みていた。戦いは、ジョン117がインフィニティに加勢した事で辛うじて勝利を得たがダイダクトが求める重要な情報は敵に奪われてしまった。この事がコヴナント戦争に続く地球攻撃を引き起こす。
UNSC インフィニティの艦長デル・リオは艦を惑星から脱出させる事を優先しダイダクトへの対応を進言するジョンと対立。結果、インフィニティは惑星から脱出し、ジョンとコルタナのみでダイダクトへの対応を余儀なくさせる。
ダイダクトをレクイエム内に封じ込める策は失敗し、ダイダクトは自身の艦艇に乗り込みレクイエムから脱出、コヴナント残党を従えてインストレーション03へジャンプする。
インストレーション03にはUNSCの研究基地イヴァノフ研究所が存在しており、ダイダクトはこの施設に保管されていたコンポーザーを奪取する事を目的としていた。
UNSCの対応は遅れ、ダイダクトにコンポーザーを奪われた上にイヴァノフ基地に照射され、人員が全滅するという悲劇を引き起こした。
コンポーザーを持ったダイダクトは地球へとジャンプし、地球への攻撃を実行する。
再建されたUNSC艦隊の激しい抵抗と生き延びたジョンがダイダクトを止めようとするが間に合わず、地球にコンポーザーが照射されるという最悪の事態を招く。
ジョンとコルタナの活躍でダイダクトは地球軌道上から消え、ダイダクトの艦も、コンポーザーも破壊された。
タイムライン[]
2554年[]
- ドラエトヘルスV攻防戦:コヴナント軍残党、ドラエトヘルスVコロニーへ侵攻。
2557年[]
- 第1次レクイエム攻防戦:惑星レクイエム軌道上にジョン-117が乗るUNSC フォワード オントゥ ドーンが漂着。これをコヴナント残党軍が攻撃する。
- イヴァノフ研究所襲撃事件:ダイダクトが目覚め、惑星から脱出。インストレーション03へとジャンプする。
- ニューフェニックス事件:ダイダクトによる地球侵攻。
2558年[]
- 第2次レクイエム攻防戦:UNSC インフィニティを中核とするUNSC艦隊、惑星レクイエムへ再度進出。
- エレンIV攻防戦:エレンIVにおける、コヴナント残党とUNSC-サンヘイリ軍の交戦。
- ヴェンIII攻防戦:ヴェンIIIの海賊ネストに対するUNSCの攻撃。
- オーバン攻防戦:
人類の戦争の歴史 | ||
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