Halopedia
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トーマス・ラスキーUNSC海軍の士官で、コヴナント戦争、戦後時代に活動した。2557年にはUNSC インフィニティの副長として乗り込み、途中艦長デル・リオが艦隊司令部によって更迭されてからはインフィニティ艦長に就任、地球 ニューフェニックスが襲撃されて半年後に艦隊司令部の命令を受けてレクイエムに向かう。

Halo4:フォワード・オントゥ・ドーンではコヴナント戦争中、士官候補生時代にマスターチーフと遭遇する一連の出来事が描かれており、彼が主人公となっている。


伝記[]

幼年と士官候補生時代[]

彼は2512年8月15日に火星マレ・エリュシウムにあるトリコード村で産まれた。母親はラスキー大佐。 2526年頃にコヴナント戦争が始まり、UNSCコヴナントがあらゆる星系で激戦を繰り広げ始めたが、ラスキーはシルシニウスIVコルブロ軍事科学アカデミーに入校し士官候補生としてハスタティ隊に編入される。[1]

学業や軍事訓練の間にカデモン・ラスキーとビデオメッセージでやり取りをしていた。元コルブロMSの学生であったカデモンは今やODSTの一員として反乱軍を掃討する任務についていた。しかし、カデモンがコヴナントとの交戦で戦死したことを聞かされた際戦闘訓練でまともな対応を取れずに失敗する。UNSCの対反乱軍戦争に関して疑問を示すがコルブロでの彼のトレーニング結果を聞いて感銘を受ける。ラスキー大佐は彼を学校に残すべきではないと判断するが、ラスキー自身は暇なときに兄のメッセージを流して聞いていた。[1][2]


ラスキーの評判は訓練での上司の命令無視が原因で苦しみ、歩兵戦術に対する熟練した知識の欠如が示された。この結果、ハスタティチームのリーダーをウォルター・ウィッカーズに明け渡すこととなった。にも拘らず彼は命令を無視し続け、ハスタティチームの残りのメンバーから敬遠され戦闘訓練で最悪な評価を受けることとなった。さらに悪い事に、彼の健康状況はクリオスリープ時に悪化、徐々に体調を崩してしまう。

彼が度重なる命令無視を続け、チームメイトとの仲を徹底的に引き裂いた結果、他のチームメイトから険悪感を示され、彼らから挑発されることとなった。2525~2526年の学年末前にエイプリル・オレンスキーが新たなリーダーに選ばれる。ラスキーは訓練で足を引っ張っていると言う理由でヴィッカーズらチームメイトから口頭、物理的な嫌がらせを受け、ついに食堂での些細なきっかけで怒りが爆発、殴り合いに発展する事態にまで悪化する。ラスキーとヴィッカーズは軽傷を負ったがMehaffey大佐が止めに入ったことで収束する。Mehaffey大佐は彼により良いリーダーとして育ってもらうことを期待し、この喧嘩を利用して指導を行った。

Mehaffey大佐の指導が功を奏し、ハスタティ隊は最終的な戦闘訓練CTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)に先立ち、ラスキーはハスタティ隊のリーダーに自ら志願した。ラスキーはズーマ隊の偵察隊が来るのを待ち構えている間にハスタティ隊を集め、指揮を取った。彼はヘルメットにあるIFFトランスポンダがモーショントラッカーに検出されている為、全員にヘルメットを脱いでその場に固めておくよう指示を出した。ズーマ隊がハスタティの罠に嵌ると挟撃作戦を実行し、多大な戦果を挙げることに成功した。これは、Mehaffey大佐が事前の講義で216BCEに発生した"カンナエの戦い"時のハンニバル将軍の戦術を使用したためである。ズーマ隊はハスタティが部隊を2つに分けていることに気付いたが、対応される前に敵をほぼ一掃、ラスキーはズーマの旗目掛けて突入を図るが、自身を苦しめていた病が襲い掛かりそのまま意識を失って倒れてしまう。[2]

アカデミーのヒューズ医師の診察を受けた際クリオチューブに入る際に使用する薬品に対するアレルギーが確認された。この時代のUNSC軍はクリオチューブの適性が無い人間は居残ることが難しかった。薬品はクリオチューブに入る際の保護の為に絶対必要な物であったためである。ラスキー候補生はMehaffey大佐に呼び出され、医学的事情を理由に除隊を認められたことを告げられ、書類にサインすれば翌日アカデミーから去ることを認めることを告げられた。[3]


シルシニウスIV攻防[]

Main Article: Battle of Circinius IV

ラスキー候補生がシルシニウスIVを去る前日の夜、コヴナントが惑星に来襲し攻撃を開始した。ラスキーもまた戦闘に巻き込まれ、アカデミーを守る増強された海兵隊やODST部隊を圧倒したコヴナントによって候補生やスタッフが次々と倒れていく。最終的に序盤の攻撃を凌ぎ切ったのはハスタティのラスキー、シルバ、オレンスキー、ミッチェル・サリヴァンの4人だけであった。

スパルタン ブルーチームが来援し、ジョン-117がハスタティの4名を救出、アカデミーの外まで誘導しワートホグを徴発して惑星から脱出するための合流地点に急ぐ。[4]しかし、その道中ジャッカルとの交戦で車両が故障して操縦不能に陥り、シルバが敵の攻撃を受けて重傷を負ってしまう。 背後から追撃してきたハンターに対して囮役を買って出たラスキーはジョンが最後のグレネードでハンターを倒す様促した。脱出するペリカンの機内でジョンから"よくやった、兵士よ"と声を掛けられ、ハンターの戦利品を手渡される。彼はその後、症状があるにも拘らずUNSC軍から除隊することなく残り続け、士官として残った。

戦後[]

レクイエム侵攻作戦[]

人格[]

“俺達は殺し屋じゃない。”
— ラスキーがセリン・オスマン提督の命令を受けて動くサラ・パーマーに対して

家族/友人[]

  • ラスキー大佐 - トーマスの母親で士官。
  • カデモン・ラスキー - トーマスの兄でODST隊員。アンデシアにて戦死。
  • チェイレア・シルバ - トーマスの友人。シルシニウスIV攻防で戦死。
  • ミッチェル・サリヴァン - トーマスの友人。アカデミーでの真の友人であった。
  • サラ・パーマー - SPARTAN-IV。階級は中佐UNSC インフィニティ艦載の全スパルタン部隊の指揮官。トーマスの良き友人。
  • John-117 - 命の恩人であるスパルタンIIで、大きな敬意を示している。コルタナが"死"を選んだ後、彼をいさめようとした。

登場又は言及された作品[]

情報源[]

  1. 1.0 1.1 Halo 4: Forward Unto Dawn Part 1
  2. 2.0 2.1 Halo 4: Forward Unto Dawn Part 2
  3. Halo 4: Forward Unto Dawn Part 3
  4. Halo 4: Forward Unto Dawn, episode 4
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