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52式輸送機(ファントム又はType-52 TCとして知られる)はコヴナント軍で使用される降下艇の一つで、歩兵が展開するために火力支援を実施、兵員輸送などに使用される。
デザイン詳細[]
ファントムはD77H-TCIとD77-TC両降下艇と同等の機体であるとされる。スピリット降下艇に比べ、性能の高さや火力の充実さ等で遥かにスピリットよりも優れている。スピリットには1門の砲塔しかなかったが、ファントムには3基の、360度射撃可能な砲塔が備え付けられている。宇宙空間、大気圏を問わず効果的に操縦することが可能であった。
ファントムの乗員は、操縦士、副操縦士、ナビゲーター、武器操作担当とペリカンと比べて多くの人員を必要とする。機内には最大30名(Halo2では16名程度)の歩兵を収容でき、船底に取り付けられた重力リフトを使用して部隊を展開エリアに投下する。スピリット同様、ゴーストやレイスといった戦闘車両をはじめ、設置式監視タワーや補給ケースを搭載し、展開できた。これらは重力リフトを使用して投下できる。
ファントムは、ガンシップとしても使用できるようでHalo2で始めて登場した際、3門のプラズマ砲を搭載していた。Halo3でも基本的に変わらないが、機首の砲塔はそのままに、両翼に装備されていた砲は収容式の52式プラズマ砲に置き換えられた。リーチ攻防戦中、この機体は機首に重プラズマ砲を、兵員室のドアに52式プラズマ砲2門を搭載していた。
そのほか、ガンボートタイプとして知られる期待も有り、これは宇宙圏内での対戦闘機用、宇宙ステーション攻撃を想定していたようで52式プラズマ砲4門と重プラズマ砲を搭載する、重武装であった。
戦闘[]
ファントムの役割は、搭載した歩兵が展開する間の火力支援と効率的に前線に部隊、車両を展開する事にある。ファントムは地球と リーチの惑星地上部侵攻戦の際に頻繁に飛来して部隊を投下、展開させていた。UNSC軍にとって驚異的な存在であった。インストレーションにおいては対車両用兵器がなかったために壊滅的被害を出した。
戦術[]
- Halo 3: ODST、Halo: Reachのファイアファイトに登場するこの機体は無敵なので破壊することは出来ない。
- 機体後部を狙って砲撃することは、とても有効である。何故なら装甲が薄いからである。
- ファントムを破壊するのに多大な労力と大量の弾薬を消耗することにつながるだろう。したがって、破壊しようと思う前に固有兵装を全て破壊することを先に考えよう。
- 可能ならばファントムが部隊を投下する際、重力リフトの前で待ち構えてやるといい。そうすれば無防備な敵兵力が戦力化する前に頭数を減らすことにつながるのだ。
- ファントムを破壊するならば、重兵器(例:スコーピオンやレイス)を使用することをお勧めする。スパルタンレーザーやロケットランチャー、ワートホグの軽対空砲は機体に小さな穴を開けることは容易だが、撃墜するのには多大な時間が必要であるし、ワートホグの機関砲以外は弾薬の無駄になってしまうだろう。
- もし、ワートホグに同乗するAIが一人でも居るならばそいつにロケットランチャーを渡してやればいい。そうすればAIは弾薬を消耗しないので、無限の弾をファントムに向けて発射できる。
- 最も効果的な戦術としては、機体両翼のドアが開くのを待ち、手榴弾を投げ込んでやるといい。上手く行けば中の兵員を減らせるほか、敵はプラズマキャノンの支援砲火が得られなくなるのだ。
- もしファルコンで迎撃しようと考えるならば、機体上部から機銃掃射を仕掛けてやろう。ファントムの兵装は全て機体底部に集中していることを忘れてはならない。下から狙おうものなら、ファルコンがスクラップに変わることになるだろう。
変更点[]
Halo 2からHalo 3にかけての変更点[]
- ファントムが重火器や兵器からの攻撃に弱くなった。つまり、撃墜可能となったのだ。
- ファントムの塗装はHalo 3では暗い紫色であったが、Halo 2ではマゼンタが混ざっていた。
- ファントムの砲塔は赤いプラズマを発射するようになった。以前は青いプラズマであった。
- ファントムは重力リフトのみならず、機体兵員室の壁を開け、そこから兵員を直接投下できるようになった。
- ファントムは最早別々の3門の主砲を搭載しなくなった。機首に1基のみで、残りは兵員室の船体両側のドアに設置されたプラズマターレット2基に改められた。
- 兵員室のドアに備え付けられたターレットにはプレイヤーがアクセスできる。ただ、しくじれば無敵の壁に阻まれて死亡する事につながる。
- 主砲の発射速度が遅くなった。
- ファントム後部に2つの上部テールのような部分が小さく表示されるようになった。
- コヴナント反乱軍バリエーション型が登場した。これは機体を緑色に塗装している。
Halo 3 から Halo 3: ODSTにかけての変更点[]
- Halo 3: ODSTでは破壊した機体はHalo 3同様大きな残骸となって残り、やがて爆発し消滅する。
- Halo 3: ODSTでは、エンジニアをポッドか何かに入れて投下するようになった。
- サーチライトが搭載された。
Halo 3からHalo: Reachにかけての変更点[]
- オートキャノンの発射速度は落ちたが着弾地点の判定がコンカッションライフル並みになり、着弾点の爆発が増した。
- ファントムの"ガンボート"バリエーションが登場した。
- 2つのメインエンジンが青色になった。
- 弱点が存在しなくなったようで、何処に着弾しようとダメージ量は一律になった。
- 攻撃を受けた際、目に見える被害が無くなった。
- 破壊されるのに十分な量の損害を受けたファントムは即座に爆発するようになった。
- ファントムの装甲が更に強化された。少なくとも6発のレイスの砲撃に耐えるようになった。
- ニュー・アレクサンドリアステージにて、特殊操作を行うことでプレイヤーがファントムとペリカンを操作できるようになる。
登場した作品[]
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情報源[]
関連ページ[]
- ペリカン -ファントムと同系列のUNSC降下艇。
- 25式降下艇 - スピリットとして知られるコヴナント郡降下艇。
- 44式降下艇 - 戦後時代から頻繁に使用されていた旧式機体。
- Phantom Riding Glitch
コヴナント軍の宇宙船(戦闘艦)分類 | ||
対地支援航空機 | バンシー級GSA - ヴァンパイア級CSF | |
宇宙戦闘機 | セラフ級宇宙戦闘機 - タラスク級重戦闘機 - ギガス級戦闘爆撃機 - バンシー級迎撃機 | |
降下艇 | スピリット級降下艇 - T-44 ファントム級降下艇 - T-52 ファントム級降下艇 - コヴナント軍強襲用舟艇 - ファントム級-砲艦 - リッチ級支援機 | |
補助艦 | DAV級軽コルベット - 農業支援船 | |
軽主力艦 | SDV級重コルベット - フリゲート - CAR級フリゲート - 駆逐艦 - CPV級重駆逐艦 - RPV級軽駆逐艦 | |
巡洋艦 | 巡洋艦 - CRS級軽巡洋艦 - CCS級巡洋戦艦 - レヴェランス級巡洋艦 - RCS級装甲巡洋艦 - ORS級重巡洋艦 - 戦艦 - 超巡洋艦 | |
空母 | DDS級空母 - CAS級アサルト艦 - CSO級超空母 | |
宇宙ステーション | ハイチャリティ - アンイールディング・ハイエロファント | |
未知の艦種 | サンヘイリ 戦列艦 - サンヘイリ封鎖艦 - キャラック商用巡洋艦 | |
[ソース] - [編集] |
コヴナントの地上・航空兵器 | ||
軽戦闘車両 | ゴースト偵察機 • レヴェナント • スペクター • ブルート・チョッパー | |
装甲車両 | プラウラー • シャドウ • レイス戦車 • 対空用レイス | |
歩行兵器 | ローカスト • スカラベ | |
輸送機 | スピリット降下艇 • ファントム輸送機 | |
戦闘機 | バンシー近接航空支援機 • ヴァンパイア戦闘機 • セラフ戦闘機 |