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UNSC フリゲートはUNSC海軍の戦闘艦の一種である。それは駆逐艦より小型で、火力も劣るが建造にかかるコストと時間が少ないこと、小型で高速なことから戦争全般を通じて艦艇数という点でUNSC海軍の主力となった。
UNSC イン アンバー クラッドとUNSC フォワード オン トゥドーンの両艦は戦争終結に関わる大きな戦い(デルタヘイローとアーク)に参加し、重要な役割を担った。
背景[]
現在のテクノロジーで人類はコヴナント艦艇にどうにか追いついている状態である。その装甲はコヴナントのそれと比べると非常に劣っており、(恐らく1発以上耐えれるものと思われる)パルスレーザーとプラズマ魚雷が1発でも直撃するとほぼ間違いなく破壊されてしまう。しかし、UNSC艦隊内部では非常に重宝されており、それは地球攻防戦後半でのフリゲート艦隊によるキーシップへの攻撃作戦を見ると明らかだろう。
レイアウト[]

カロン級フリゲートの側面

パリ級フリゲートの側面
MACガンシャフト(UNSCフリゲートの唯一の見られたバージョンの場合、外観上はハルシオン級巡洋艦のPillar of Autumnに類似した変化がある)の先端部から中央部にかけて艦橋は存在する。そこがフリゲートの中枢である。そこにはコンソールが無数に存在しそれぞれ火器管制、通信などに使われる。
フリゲートは、艦尾付近にODST(軌道降下強襲兵)の降下用にHEVベイを1つと12基のHEVを有しており、ODST部隊の迅速な展開が可能だ。 又、フリゲート艦は大気圏内を航行し、直接地表に着陸することも可能である。船体に搭載している地上兵器や人員、貨物を地上に下ろすことも容易であった。[3]
仕様[]
局面[]
典型的なフリゲートは、長さ約478メートル(1,568フィート)、幅151メートル(498フィート)と高さ112メートル(396フィート)であると見られる。それは、UNSCによって運用される最も小型軍艦のうちのひとつである。
推進機関[]
他の人類の船の様に、UNSC フリゲートは、ジュウテリウム燃料の融合のプロセスを始める2基の原子炉を備えている。原子炉は、船の後部に出力を排気管を伝って向ける。見える4本の排気管が、航空機にある2つの大きなものと2つの小さなもの。光速速度のために、フリゲートはショー-フジカワ スリップスペースドライブを持っている。
武装[]
典型的フリゲートの武装:
- 1基のMACガン UNSC戦闘艦の主力兵器。
- 3発のシバ核ミサイル 大型核兵器。広範囲に大ダメージを与えるもの。一時的に発生するEMPによってUNSC戦闘艦が損傷しかねない為、艦上コンピュータで制御される。
- 40基のアーチャーミサイルポッド 一つのポッドにつき30発装備する。総計1200発備える。
- 12基の50mm ポイント・ディフェンス・ガン ミサイル、敵艦載機に対応。又、敵艦に対する攻撃や対地上支援攻撃可能。
ポイントディフェンスガンは、艦の右舷と左舷にそれぞれ5基(上部に3基、下部に2基)ずつ、艦橋の後ろに2基(船体下部と上部に1基ずつ)設置されている。
クルー[]
フリゲート艦に搭乗している乗員の数は判断できない。しかし非常に少ないであろうと予測される。艦橋要員、海兵隊員、ODST、ロングソードやペリカンの航空部隊要員、技術者とデッキ作業員を合わせると一つのフリゲート艦には少なくとも1,000名は乗っているものと見積もられる。[4]
オートパイロットを使用していたかは不明だが、2552年、ジョンソン軍曹 は第二のアルファヘイローの上でジョン-117とアービター ゼル・ヴァダムを援護するため、UNSC フォワード オン トゥドーンを一人で操艦した。
上部構造[]
フリゲートの装甲は他のUNSC艦と比べて非常に脆弱かつ貧弱である。しかし、フリゲートの真の力は速度と旋回能力にある。戦争後半までの間に多くの艦が建造され、逐一装甲の増強などの改装がなされてきた。
フリゲートの種類[]

各艦種のフリゲート
フリゲートには合わせて4種類の艦種があった。以下に記す:
- パリ級重フリゲート - 大きさ:535m
- カロン級軽フリゲート - 大きさ:490m
- スタルワート級軽フリゲート - 大きさ:478m
- ストライデント級重フリゲート - 大きさ:575m
各フリゲートの特徴[]
- パリ級重フリゲートは他のクラスより多くの防衛兵装を搭載し、チタンA装甲を追加装備しているようだ。又、ローディング・ベイが小さく、格納庫も少なめである。恐らく、パリ級は対艦戦闘を重視していると見られる。
- カロン級軽フリゲートは降下艇や地上兵器、兵員を多数搭載できるように設計されている。コヴナント戦争中の他のフリゲートと形はほぼ似ているといえるし、兵装や装甲もそれに準じているようだ。カロン級は主に艦隊の補助と地上軍輸送用であるといえる。
- スタルワート級軽フリゲートは惑星の防衛、艦隊の護衛や地上部隊の配備に最適な艦種といえる。カロン級より車両の搭載数は少なく、パリ級より兵装は劣るが効果的に艦隊の援護や地上軍の展開を行える。
- ストライデント級重フリゲートは対コヴナント戦争後の重フリゲートとして使用されている。
- UNSC ミッドサマー・ナイトと同じクラスのフリゲートはプラウラー同様の特殊任務に就く。情報収集任務や極秘任務に投入されることが多い。戦闘装備その他は他のフリゲート艦とは異なるであろうが、上記の軽フリゲートとして扱われることもある。
既知のフリゲート艦[]
- UNSC Agincourt - 大破
- UNSC アドリア - 就役
- UNSC イージス フェイト - 就役
- UNSC アライアンス - 大破
- UNSC Andraste - 不明、別の文献ではインストレーション00で大破ともある
- UNSC アラビア - 大破
- UNSC コモンウェルス - 退役、解体中に惑星もろとも崩壊
- UNSC ユーフラテス - 現状不明、恐らく大破
- UNSC フェア ウェザー - 大破
- UNSC フォワード オン トゥドーン - 大破、艦の後部は行方不明
- UNSC ゲティスバーグ - 大破
- UNSC グラフトン - 大破
- UNSC ゴルゴン - 不明
- UNSC イン アンバー クラッド - 大破
- UNSC メリウェザー・ルイス - 大破
- UNSC ミッドサマー ナイト - 現状不明
- UNSC パリ- 現状不明、恐らく大破
- UNSC プルポス - 大破
- UNSC プロビデンス - 現状不明
- UNSC レディー オア ノット - 現状不明
- UNSC リダウテブル - 現状不明、おそらく大破
- UNSC タンネンベルク -現状不明
- UNSC サーベル - 現状不明
- UNSC サラトガ - 現状不明、恐らく大破
- UNSC サバンナ - 大破
- UNSC スタル・ワート・ドーン - 現状不明、恐らく大破
- UNSC ボストーク - 大破
- 無名のフリゲート- 現状不明
画像[]
登場した作品[]
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外部リンク[]
言及[]
- ↑ Halo: The Fall of Reach, page 111
- ↑ Halo: The Fall of Reach, page 111
- ↑ Halo 2 and 3
- ↑ Halo:First Strike
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